投げない怪物 佐々木朗希と高校野球の新時代

柳川悠二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093887199
ISBN 10 : 4093887195
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;19

内容詳細

甲子園から消えた「先発完投」高卒ドラ1の常識が変わった!江川卓や松坂大輔、吉田輝星のようなひとりで投げ抜くエースは、もう生まれない。いま、高校野球の現場で何が起きている?「球数制限」と「継投」の時代へ。

目次 : 零章 令和の怪物の「短すぎた夏」/ 第1章 甲子園から「先発完投」が消えた/ 第2章 「未来の怪物」争奪戦/ 第3章 選ばれる強豪校の条件/ 第4章 新・怪物の作り方/ 第5章 昭和・平成の名スカウトは語る/ 第6章 新時代の覇者/ 終章 佐々木朗希と奥川恭伸

【著者紹介】
柳川悠二 : 1976年、宮崎県都城市生まれ。ノンフィクションライター。法政大学在学中からスポーツ取材を開始し、主にスポーツ総合誌、週刊誌に記事を寄稿。著書に『永遠のPL学園』(小学館文庫)。2016年、同作で第二十三回小学館ノンフィクション大賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ひさしぶり さん

    夏の高校野球 地元高校の活躍を仕事半分で観戦したもんです。でこの本佐々木朗希くんが監督の采配でここ一番の岩手大会の決勝に出場させてもらえなかっただけの話でない。球数制限等の導入に至るまでの風潮、選手のスカウトが小学校軟式やクラブチームから始まっていること、名物監督やら、野球名門校の推移、地域別の特徴など「へ〜」と思うことばかりでした。東海地方は地元志向が強いのは野球ばかりじゃないけどね。終章は制度ばかりでなく成長過程の選手の精神面のホローにも目を向けてくれと主張。

  • 金吾 さん

    大船渡の佐々木投手の登板回避、有力中学生の争奪戦、大阪桐蔭についてとか興味深い話が満載でした。インタビューが多く読み物としても面白かったです。

  • ma-bo さん

    昨年は金足農業の吉田投手が予選から全試合投げ抜いた。今年は佐々木投手が予選決勝に投げずに賛否両論巻き起こった。そして来春からは1週間に500球以内の球数制限が実施される。今後は戦略も大きく変わって来るだろう。本書では大船渡の佐々木投手の事だけではなく、有望な中学生へのスカウティングに関しても詳細に書かれており、興味深く読めました。

  • imagine さん

    この夏、岩手大会の決勝に出場することなく敗退した大船渡、佐々木朗希。賛否の分かれる論争となったが、著者は以前から監督に前兆を感じていた。関係者らに幅広く当たる取材と核心をつく質問は読んでいて小気味良く、決勝当日の判断に対する違和感にも大いに共感。現在の高校野球の戦略傾向、スカウティング事情も非常に良くわかった。継投中心のチーム作りが主流となり、一人で投げきる野球の時代は終わりを迎える。前作『永遠のPL学園』に続いて非常に読み応えのあるルポだった。著者には今後も注目していきたい。

  • 梅201 さん

    11/11~11/17 松坂大輔のように一人でマウンドを守り抜くエースはもう甲子園には現れない。投手の肩の状態を考え、継投策で勝ち上がってくる学校が今後中心になってくるという。スカウトに力を入れたり、中高6年で鍛えたり。そんな中、今年高校に進んだスーパー中学生それぞれの選択にも触れていて、今後の活躍が楽しみになった。チームの勝利か?エースの将来か?岩手の決勝戦でマウンドに立つこともなく去った佐々木投手。自分の将来と引き換えに仲間の夢を潰したかもしれない彼の苦悩に、誰が寄り添うのだろうと著者は考える。

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