山になった巨人 白頭山ものがたり 世界傑作絵本シリーズ

柳在守

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784834010138
ISBN 10 : 4834010139
フォーマット
出版社
発行年月
1990年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
李相琴 ,  
追加情報
:
26×32cm,1冊

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    朝鮮民族に伝わる神話。白頭山は北朝鮮と中国吉林省の国境地帯にある火山。標高2744m。天地創造から始まる壮大な物語。特徴的なのは、原初には2つの太陽と2つの月があったとすること。白頭巨人と黒龍巨人の壮絶な戦いは、変身合戦を交えるなど、吉備国に伝わる温羅伝説との相通性もあり興味深い。韓国のイラストレーターのリュウ・チェスク作。絵も内容に呼応して力強い描線が特徴。スケール感も大きい。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    あまりなじみのない朝鮮の神話になるのでしょうか、人々から崇拝される白頭山の壮大な物語です。 大陸的な絵の壮大さ迫力に圧倒されました。 遠目がきく絵本なのですが、紹介するにも読み聞かせにも難しそうで残念です。 先ごろなくなった松居直さんの展示コーナーで見つけました。

  • 魚京童! さん

    命じた人間が悪いんじゃね?

  • いっちゃん さん

    絵が凄い!始まりから文章と絵がぴったり。ストーリーも面白かった。

  • 遠い日 さん

    韓国発。壮大な創世神話が、巨人の活躍、暗躍にぴったり。天地創造、人間への災い、神の使いの巨人の驕り、裏切り、すべてのスケールがでかくて、パワフルでエネルギッシュな絵もこの世界観を支える。大きな大きな山への畏敬とそれにまつわる神話は、信仰にも似た人間の心の作用を促すようだ。

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