交通事故鑑定人 鑑定歴五〇年・駒沢幹也の事件ファイル 角川oneテーマ21

柳原三佳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784047040731
ISBN 10 : 4047040738
フォーマット
出版社
発行年月
2002年02月
日本
追加情報
:
18cm,246p

内容詳細

毎年、増えつづける交通事故件数。その裏には、杜撰な警察の初動捜査ミスや、加害者のウソがあった。被害者の悲劇を、交通事故鑑定の第一人者・駒沢幹也氏が浮き彫りにし、真実を暴く。

【著者紹介】
柳原三佳 : 1963年生まれ。ジャーナリスト・ノンフィクション作家。雑誌編集記者を経て、独立。交通事故事件の取材中に駒沢幹也氏と出会い、それをきっかけに1993年より『週刊朝日』で“交通事故ホームズの事件簿”の連載を開始。以来、各誌で執筆を続ける。また、著書『これでいいのか自動車保険』(朝日新聞社)では自賠責保険の問題を取り上げ話題を呼び、結果として自賠責の査定制度改定につながった。自らもクルマや大型バイクを操り、WEBサイト『これでいいのか自動車保険・交通捜査』も運営。常に被害者やドライバーの視点で問題提起を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • どんちん さん

    古い話かなと、確かに事件は古いものもあるが、2002年出版であり、この事実からだと警察の体質が変わったというには、時間的にまだ足りていないか?警察ものの小説は好きである。中にはこの本にあるように、ずさんな登場人物もあるが、それは設定であり、多くの警察官はそうではないと思っていた。が、この本を読む限りでは、どうなんだろう。全ての警察がそうではないのだろうが、あまりにひどく、正直ショックであった。私は、2輪は昔でいう限定解除であるが、事故を起こさぬよう、もらわないようと思っているが、気を付けようと再認識した。

  • みゃん さん

    怖すぎて斜め読み。加害者のウソがそのまま通ってなんの落ち度もない被害者に全ての過失がきせられる。それが、そこまで大昔の話でもなさそうで。

  • 千冬 さん

    もちろん、依頼の中には「事故調査結果に納得いかず鑑定を依頼したものの、警察の調査が正しかった」というケースも多いのだろうけれど、こうした誤った結果が出されているのもまた事実。本書は2002年刊行なので、現在はもっと科学的な捜査手法が進んでいると思いたい。読後気になって調べてみたら、駒沢さんは2006年に永眠されたそうです。その技術と情熱が受け継がれていてほしい。

  • トナク さん

    必ずしも加害者が正しく裁かれる訳ではないのが歯がゆいです。証拠保全の大切さを学びました。

  • 沙弥 さん

    駒沢さんの事を取り上げたテレビを見たから読んでみた。ワシは止まったんよ。のじいちゃんの話が一番印象に残った。衰弱死するまで言い続けても届かない国の社会正義ってなんだろうね。

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人物・団体紹介

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柳原三佳

1963年、京都市生まれ。ノンフィクション作家。主な著書に、『自動車保険の落とし穴』(朝日新書)、『家族のもとへ、あなたを帰す 東日本大震災犠牲者約1万9000名、歯科医師たちの身元究明』(WAVE出版)、『開成をつくった男、佐野鼎』(講談社)などがある。また、児童向けノンフィクションに、『柴犬マイ

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