凶犬の眼

柚月裕子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041049556
ISBN 10 : 4041049555
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
333p;20

内容詳細

所轄署から駐在所に異動となった日岡は、平凡な毎日に虚しさを感じていた。そんな中、敵対する組のトップを暗殺して指名手配中の国光と出会う。国光は日岡に対しもう少し時間がほしい、と直訴した……。

【著者紹介】
柚月裕子 : 1968年、岩手県出身。2008年『臨床真理』で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞を、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • starbro さん

    柚月裕子は、新作中心に読んでいる作家です。『孤狼の血』の続編の本書を読みました。二番煎じ感は、否めませんが、広島やくざノワールハードボイルド、古き良き時代?の物語でした。まだシリーズは続きそうな雰囲気です。暴力団新法や暴力団排除条例を厳密に適用すると、家も借りられないし、銀行口座も作れなければ、携帯電話も持てないし、コンビニで物を買う事も出来ません。これは憲法の基本的人権の保障と自衛隊以上に矛盾していませんでしょうか(笑)

  • ウッディ さん

    ガミさんの「孤狼の血」を受けついだ日岡のその後を描いた物語。僻地の駐在所で無為に過ごしていた日々から、暴力団抗争の首謀者で指名手配犯の国光と出会って以降、まるで大上さんがのり移ったような日岡の成長ぶりがうれしかった。柚月さんの主人公は、一本筋が通っており、そして優しい。日岡はもちろん、ヤクザの国光もしかりです。誰の会話か 意味もわからなかったプロローグが、後半でわかるのも憎い構成で、面白かったです。ただ、「孤狼の血」を読んでいない読者にも、面白いのかは疑問。順番に読むことを強くお薦めします。

  • どんふぁん さん

    2018年8月19日読了。日岡が逞しくなっていくなぁと思って読んでました。国光との話でしたが、大上さんも好きですけど、国光の男気溢れる頭脳派のヤクザも嫌いじゃないです。かっこよかったです!演じるとしたら渋い俳優さんより、爽やかな俳優さんに演じてもらいたいですね。度々出てくる、晶子さんの蛸飯が食べてみたいです!

  • うっちー さん

    女性がこれを書く❓柚月さんの幅広さには敬服します

  • ホッケうるふ さん

    前作の勢いで読めたが、大上という怪物的魅力を持つ人物が退場した事により彼から立ち昇る危険な香りと緊張感がごっそり抜け落ちた。代りに作者が用意したのが漢として極道を貫く国光だが、会話だけでこの人物を魅了させようとしているものの男としてギリギリの場面を用意していない。イタリアのマフィア映画のようなラストが唐突に付け足されるだけ。舞台を田舎に持ってきたのは良かったが立て籠もりの決着といい色々無理があり過ぎ。何より日岡が大上を継承する姿は数年単位ではなく10年以上の歳月をかけて描いて欲しい。本作ではまだ早すぎる。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド