はなし家たちの戦争 禁演落語と国策落語

柏木新

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784780706390
ISBN 10 : 4780706394
フォーマット
出版社
発行年月
2010年11月
日本
追加情報
:
19cm,253p

内容詳細

雑誌「季論21」に7回にわたって連載した「戦前の落語界−その笑えない話」をもとに、補・加筆し、構成も変え書籍化。落語の現代史を語りながら、戦争を語る。平和とは生きること、ということを教えてくれる1冊。

【著者紹介】
柏木新 : 1948年生まれ。話芸史研究家・演芸評論家。新聞・雑誌に演芸評などを寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 海恵 ふきる さん

    禁演落語・国策落語についての文献が少ないため(国策落語は特にそうだ)、本書が提供してくれる情報はかなり貴重だ。資料集として活用させて頂くことにする。戦時中の他の文化分野の諸状況についても言及されている。特に、国策落語の台本3題が読めたことは本当に有難い。他の本でもあらすじは知ることができるが、本書のように全文掲載されているのは珍しい。中でも、国策落語で人気を博した柳家金語楼による『出生祝』の台本を読めたのは大きな収穫だった。また、一般の女性が前座を務めていた時代があることには驚いた。

  • qoop さん

    昭和初期〜戦時に、落語界が時局を鑑みて自粛した禁演落語と、当時に作られた国策落語。本書はその紹介を中心に、芸能諸分野でどのような類似演目が自粛され、作られたかをコンパクトにまとめた一冊。興味深い内容なのだが、落語観が平板で違和感を覚えた。本書の基礎となっている〈権力に利用されない落語/健全な庶民の芸能vs利用された落語/歪な芸能〉という二項対立の構図には無理を感じる。この構図の恣意性もそうだが、落語を上記の構図に押し込む上でも紙数というか論が足りていないという印象拭えず。面白いだけに惜しい。

  • Daigo Shima さん

    浅草 長龍山本法寺 台東区寿2ー9ー7 はなし塚

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柏木新

1948年生まれ。話芸史研究家・演芸評論家。歴史学研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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