鴨川食堂まんぷく 小学館文庫

柏井壽

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094066753
ISBN 10 : 4094066756
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
追加情報
:
312p;15

内容詳細

ドラマ化もされた“おいしい小説"最新作!
思い出の味を捜し求める迷い人が立ち寄るのは、
京都にある看板のない食堂。
板前の父と探偵の娘が、優しさと温かい料理でお迎えします。
第一話 たらこスパゲティ……アイドルのもう一つの顔
第二話 焼きおにぎり…………若き日の過ちと向き合う
第三話 じゃがたま…………別のソースは使わんでええ
第四話 かやくご飯……………おばあちゃんのごほうび
第五話 カツ弁………………………列車の中で流した涙
第六話 お好み焼き……………どうして置いていったの
連続ドラマ化もされた美味しいミステリー最新作第六弾!
鴨川流・こいし親娘が、今日もそっと寄り添います。

〈 編集者からのおすすめ情報 〉
連続ドラマ化もされた美味しいミステリー最新作第六弾!
鴨川流・こいし親娘が、今日も悩める人々にそっと寄り添います。

【著者紹介】
柏井壽 : 京都生まれの京都育ち。テレビ番組や雑誌の京都特集で監修をつとめる。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • カメ吉 さん

    今回もどれも美味しそう!と深い味わいのお話が六話詰まって楽しめました。鴨川流(ながれ)、こいし父娘の名コンビが依頼人の思い出の食探しをする設定はいつも通りです。 一話の展開が簡潔でスピーディーで読みやすいし人情味溢れる話ばかりで心温まります。料理の描写もたまりまんね。京都弁も相変わらずほっこりします。依頼人はいったい依頼料いくら払ってはるのか?が気になってしかたない。後、こいしの結婚はまだ先なのか?気になる。

  • 佐々陽太朗(K.Tsubota) さん

    6話それぞれに味があるが、第5話「カツ弁」が特に味わい深い。昨今の「情熱こそすべて」とする恋愛礼賛主義にさりげなく異を唱え、人を思いやる心こそが至上であるとしたところがよい。「夫子の道は忠恕のみ」日本男児、大和撫子はもう一度節度を取り戻さねばならぬと私も思う。余談であるが、食堂で供される酒にも注目したい。福井「紗利」、姫路「八重垣」、新潟「鶴齢」、京都「蒼空」と日本酒のセレクトが素晴らしい。日本酒だけではない。沖縄の泡盛「瑞泉」、マンズワインの「リュナリス」「ソラリス」と食にあわせて供される酒は本物だ。

  • hiro さん

    毎回レビューでは「マンネリでも○巻にもなれば立派」と書いているが、この『まんぷく』で第六巻となった。探す六つの“思い出の味”も、高級レストランや料亭でないと食べられないものでなく、家庭や近所の食堂で食べられるものだが、今回は少し変化があり、“じゃがたま”、“カツ弁”という聞いたことのない“食”も登場した。それに対して、鴨川食堂にやってきた依頼人が流の説明を聞いてまず食べるおまかせの料理は、相変わらず手が込んでいてどれも美味しそうで、流の「炊いたん」という言葉を聞きながら、今回も是非食べたいと思った。

  • 紫 綺 さん

    シリーズ6弾。今回もぶれることなく「鴨川食堂フォーマット」に則って展開される、想い出の食の数々。メニューは庶民的だが、そのエピソードには都度都度の工夫があって毎回食べても飽きがこない。ただ相変わらず、こいしのしゃべりにはイラッとくる(笑)。

  • 野のこ さん

    このシリーズ全巻読んでいると思ってたら1と3巻だけやった。なのになんの違和感もなく読めちゃうあっさりさ!こいしちゃんに恋の進展とかあればいいのに…。今回は別れからの決別を意識させるお話が多かったように感じました。流の料理を日本庭園にたとえてたのに、ほんとや!って思った。 昆布じめはよく食べますがポン酢ジュレと合わせる発想はなかった。やってみたいな。鯛のお造りをゴマだれでまぶすのは、サラダ仕立てにしたら美味しそう。「食べていて心がまるくなる」素敵な表現。

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人物・団体紹介

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柏井壽

1952年、京都市生まれ。1976年、大阪歯科大学卒業。歯科医・作家。“京都本”の第一人者で、エッセイや小説を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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