後宮の月は、南天に舞う 臥龍城の奸臣 PHP文芸文庫

柏てん

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569900995
ISBN 10 : 4569900992
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
追加情報
:
240p;15

内容詳細

先帝に寵愛されていた文姫は、帝位を簒奪した現帝から守るため、娘の昭月を仕人・宋娥に託す。男装をし、宦官として後宮に匿われていた昭月だったが、正体を知られそうになり、宋娥によって城外へ逃れた。初めて体験する市井の暮らしで、友を得る悦びを知る昭月。しかし、そんな彼女の元へ宋娥の死の報せが届く。そして宮廷で奢侈の限りを尽くす、昭月と名乗る女の噂も…。陰謀と恋が渦巻く中華後宮浪漫。

【著者紹介】
柏てん : 茨城県出身。2014年4月より、Web上での小説公開を開始。『乙女ゲームの悪役なんてどこかで聞いた話ですが』で、出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    帝位を簒奪した現帝から逃れるため、先帝の妃・文姫によって仕人・宋娥に託された娘の昭月。男装で宦官として後宮に匿われていた昭月が、危機を感じた宋娥によって城外へ送り出される中華風ファンタジー。世間知らずの昭月が宋娥の紹介でその弟・梁健成に庇護され、学問好きな彼女が国子監で学ぶ機会を得て友を得る悦び。しかし偽物の昭月が宮廷に現れ奢侈の限りを尽くしているのを知り、放置できないあたりが彼女らしくて、意外な真実も明らかになりましたけど、それでも公主の立場より道理を貫いた昭月のありようがなかなか印象的な物語でしたね。

  • らび さん

    後宮物は結構読んでますが、読みやすいほうで読みにくい。読み方に統一感が無くそこは惜しい。でもストーリー的には面白いとは思います。ですが、先帝の子が後宮の奥深く隠されて16年は無理そうだし、偽物が現れるということはその存在は知れているでしょう。いろいろ無理感はありますが、どうだろう・・その後を描いてみては?興味はあります。

  • よっしー さん

    暗殺された皇帝の娘が身を守る為に、宦官として後宮で生活を送るお話でした。特殊な育ちゆえに純粋で物事の道理を知らなさすぎる昭月に、ヒヤヒヤする反面、嫌みにも分からないのであればある意味図太く生きられるかなと思いながら読み進めていました。途中、この先キナ臭くなりそうと思ったのですが、思ったよりもあっさり解決な上に、本人はそこまで問題にも絡まず…。設定は気になったのですが、やや拍子抜けな感じで残念でした。

  • 虚と紅羽 さん

    ハッピーエンドというよりかはノーマルエンド。取り敢えずの平穏な日々を手に入れた感。こういうのをゲームだとノーマルエンドって言うんだよね。 設定に無理を感じるところが多々あるし、なによりそんな終わらせ方でいいの?釈然としないし、当人以外からしてみればどうにも微妙。これなら自死を選んでくれた方がまだ納得出来る。 帯の煽り文からのズレを感じて、期待してたものとは違ったかな。

  • イカまりこ さん

    柏てんの積ん読本を消化中。なんとなく作風が掴めたような。物語の大筋が分からないまま、どこに辿り着くのか楽しんで読むのが正解なのかもしれない。ヒロインの生い立ちが複雑で、後宮でひっそり暮らすのって可能なのか?と思った。状況が急激に変わって、宦官のふりしたり科挙の勉強したり、適応力は凄い。恋愛要素を期待して読んでるから、この人がお相手かな?とか予想したけど、なんで恋におちたのか明確なものが欲しかった。ヒーロー目線の後日談で詳しく知りたかった。とはいえ予想できない物語を見せてくれる作風で、好きかもな作家さんだ。

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柏てん

『乙女ゲームの悪役なんてどこかで聞いた話ですが』(レジーナブックス)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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