基本情報
内容詳細
目次 : 非線形のフォームと新しい空間の表象―ネットワーク的な建築をめざして(柄沢祐輔)(二〇世紀初頭の空間概念の変動による近代芸術・近代建築運動の勃興/ 「瀋陽市方城地区計画(Shenyang Fangcheng Project)」の実践 ほか)/ アーキテクチュラル・コーディング―計算、造形、工作(田中浩也)(コーディングとデザイン/ パラメトリック・モデリングとゲーテ―型と派生の思考をめぐって ほか)/ 批判的工学主義から「設計」を考える―建築的思考と情報的思考の関わりから(藤村龍至)(「設計」をめぐる三つの問い/ 「超線形設計プロセス論」 ほか)/ プロクロノロジカル・デザインに向けて―情報の相同と継承の設計(ドミニク・チェン)(問題提起―創造の連帯のために/ 人工物の生態系 ほか)/ 設計プロセス進化論―Algorism―建築の計算(不)可能性(松川昌平)(設計プロセスの進化論的枠組み/ モダニズム以前の設計プロセス ほか)
【著者紹介】
柄沢祐輔 : 1976年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科建築・都市デザインコース修了。文化庁派遣芸術家在外研修制度にてMVRDV(蘭)在籍、坂茂建築設計勤務を経て、2006年に柄沢祐輔建築設計事務所設立。情報論的、あるいはアルゴリズム的な思考を軸とした建築・都市空間の探究を行なっており、『10+1』No.48「特集=アルゴリズム的思考と建築」(INAX出版、2007)では責任編集者として編集を行なった
田中浩也 : 1975年生まれ。博士(工学)。慶應義塾大学環境情報学部准教授、ファブラボジャパン・ファウンダー。専門は設計科学・人工物工学・デザイン支援システム。本稿を執筆した2010年はマサチューセッツ工科大学建築学科客員研究員を務めた
ドミニク・チェン : 1981年生まれ。2004年よりNPOクリエイティブ・コモンズ・ジャパンの設立メンバーとして日本におけるフリーカルチャーの発展に従事。2008年株式会社ディヴィデュアル設立、Web・コミュニティ「リグレト」の企画・開発に携わる
藤村龍至 : 1976年生まれ。建築家。藤村龍至建築設計事務所主宰。建築設計に関わる実務活動の傍ら、フリーペーパーやイヴェント、教育など、建築の可能性を議論するための活動を展開
松川昌平 : 1974年生まれ。東京理科大学工学部建築学科卒業。1999年000Studio/ゼロスタジオ設立。2009‐11年文化庁派遣芸術家在外研修員および客員研究員としてハーヴァード大学GSD在籍。アルゴリズミック・デザインの研究、実践を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
柄沢祐輔
1976年東京都生まれ。建築家、柄沢祐輔建築設計事務所主宰。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科建築・都市デザインコース修了。文化庁派遣芸術家在外研修制度にてMVRDV(オランダ)在籍、坂茂建築設計勤務を経て、2006年に柄沢祐輔建築設計事務所設立。情報論的、あるいはアルゴリズム的な思考を軸とした
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