浮世絵に見る江戸の食卓

林綾野

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784568505610
ISBN 10 : 4568505615
フォーマット
出版社
発行年月
2014年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
林綾野 ,  
追加情報
:
127p;21

内容詳細

江戸の食事情を紐解けば、浮世絵が面白い!

目次 : 第1章 江戸で生まれた味わい(すし/ 鰻/ 蕎麦)/ 第2章 浮世絵に見る江戸の食卓(天麩羅/ 初鰹/ 深川丼 ほか)/ 第3章 浮世絵師たちの食事情(北斎の香り高い秘薬/ 広重の玉子とじどんぶり/ 国芳の猫舌にも美味しい納豆汁)

【著者紹介】
林綾野 : キュレーター、アートライター。美術館での展覧会企画、美術書の企画・執筆を手がける。新しい美術作品との出会いを提案するため、画家の芸術性と合わせて、その人柄や生活環境、食への趣向などを研究、紹介する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 新地学@児童書病発動中 さん

    私のような江戸時代好きにはたまらない一冊。浮世絵に出てくる食べ物を通して、江戸の豊かな食生活が浮かび上がってくる。凝った料理は少ないのだが、鰹の膾のように素材の良さを引き出した美味しそうな料理が多い。浮世絵の中に描かれた江戸の女性を見るのも楽しくて、艶っぽいと感じる絵もあった。握り飯を嬉しそうに食べる江戸の庶民を描いた歌川広重の浮世絵から伝わってくる、何とも言えない温かみが、たまらなく好きだ。

  • ぶち さん

    読友さんの忠告を受けていたのに、読み始めてすぐに食欲に負けそうになった本。広重、北斎、国芳、豊国らの浮世絵で江戸の味を紹介してくれています。"1粒で2度"どころか3度も4度も美味しい本です。1. 江戸庶民の暮らしぶりを色鮮やかな浮世絵で活き活きと見ることができる 2. 季節と強く結びついた江戸の食が伝わり、季節感あふれる食習慣の魅力にあらためて気づける 3. 江戸時代の味を現代に受け継ぐ名店のガイドにもなっている 4. レシピも載っているので自分で江戸時代の味に挑戦できる 5. トリビアな薀蓄もたくさん

  • greenish 🌿 さん

    美味しい物好きの江戸っ子たちがどんな食を楽しんでいたのか!?食を描いた浮世絵を通し、江戸の食文化を紐解く ---江戸時代に妄想タイムトリップして・・・屋台のあつあつ蕎麦をすすり、揚げたて天ぷらをハフハフ。豪勢に初鰹を調達し、旅の途中でとろろ汁をすする。白玉・水菓子・牡丹鍋で季節を味わい、鮨・鰻で舌鼓・・・あぁ眼福・眼福! シズル感たっぷりの《食》の浮世絵。江戸庶民にとって「食べること」がどれだけ日々の暮らしに彩りを与えていたことか。その息遣いまで聴こえてきそう。レシピも写真も器も・・・素敵な1冊です! →

  • ぶち さん

    (再読) 浮世絵が、美味しいものを食べている江戸の人々の姿を写していることに改めて感動します。いつの世も、美味しいものって人々を魅力してきたことが、絵の中の顔を見ているだけで分かってきます。そして、季節や行事とそれを楽しむ食というのは一つの文化でもあることも。初鰹、駒込の夏茄子、夏の白玉、暑気払いの鰻、雪中の夜鳴き蕎麦、牡丹鍋、芝居と幕の内弁当、などなど... 寿司や天ぷらばかりではありません。意外と豊かな食生活、食文化です。現代の私たちもこの食習慣、食文化をこれからも維持していきたいものです。

  • きみたけ さん

    少々息抜き😅著者は、美術館での展覧会企画や美術書の企画・執筆を手がけるアートライターの林綾野さん。食に関連する浮世絵を集め、当時の食事情を紐解き浮世絵鑑賞の手引きにしようと試みた一冊。しかも浮世絵に記載している当時の江戸の料理を再現する心憎い演出あり。個人的には、歌川国芳が描いた美人画(駒込の茄子、名酒揃志ら玉、西瓜の水性など)は当時の女性を細部までイキイキと描いていてとても魅せられました。当時の江戸の魚河岸では「一日千両」という大金が動いたそうです❗

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林綾野

キュレーター、アートライター。美術館での展覧会企画、美術書の企画、執筆を手がける。新しい美術作品との出会いを提案するため、画家の芸術性とあわせてその人柄や生活環境、食の嗜好などを研究し、紹介する

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