私はスカーレット 3 小学館文庫

林真理子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094068245
ISBN 10 : 4094068244
フォーマット
出版社
発行年月
2020年10月
日本
追加情報
:
192p;15

内容詳細

戦争は日に日に泥沼化、大好きなパーティーどころか食料も物資も底をつき始め、出征したボーイフレンドは次々に命を落とし、スカーレットはいよいよ戦火が間近に迫ることを実感する。愛する母の待つ故郷タラに帰ろうとするものの、メラニーの出産が迫り身動きは取れず、アトランタに取り残されてしまう。誰の助けも望めなくなった時、スカーレットは覚悟を決める。誕生から八十年を経て今もなお世界中の話題をさらう永遠の名作が、マリコ・マジックでポップに鮮やかに甦る。「いつか読みたい」なら今!恋と戦争をドラマティックに描く、激動の第三巻。

【著者紹介】
林真理子 : 1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部卒。82年『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーに。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で第94回直木賞、95年『白蓮れんれん』で第8回柴田錬三郎賞、98年『みんなの秘密』で第32回吉川英治文学賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    林 真理子は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。林真理子版新訳『風と共に去りぬ』V巻、半年ぶりです。本巻は、激動の展開、南軍の劣勢&タラへの帰還、中盤のクライマックスでした。続いて直ぐにW巻を読みたいのですが、W巻も半年後、来春とのことです。本作は全何巻構想なのでしょうか?

  • よつば🍀 さん

    林真理子×『風と共に去りぬ』の第3巻。戦争が日に日に泥沼化し、戦火が間近に迫る事を実感するスカーレットだが、その状況下にあっても頭の中はパーティと愛しのアシュレの事で一杯。食料も物資も底をつき、自分の身近な人達が次々と戦争で死んで行く中、スカーレットの逞しさと能天気さに呆れつつも笑ってしまう。なんだかんだ文句を言いながら、恋敵メラニーの出産に力を貸したり、生まれた赤ん坊や我が子を引き連れてアトランタから故郷のタラへと必死こいて脱出する姿に憎めなくなる。レット・バトラーとのシーンはドキドキ。展開が気になる。

  • すだち さん

    アトランタにも戦火が迫り、少年から初老の男性まで出征する。悲しい知らせが相次ぎ、頼れる人もない中でのメラニーの出産。スカーレットは何だかんだ言いながら逞しい。戦争は深く考えないことと希望が同じ意味を持つ。大好きなおしゃれをする場面もなかったけれど、なりふり構わぬスカーレットもきっと美しい。

  • シフォン さん

    マリコ節のスカーレットは健在だが、スカーレットはただのワガママなお嬢さんではなかった。戦争は長引き、戦火が日に日に近づいてくる。大砲の音が聞こえ、街は負傷兵で溢れている。避難することもできず、メラニーの出産が迫ってくる。絶望的とも思える展開に投げ出さずに立ち向かう。怒涛の展開に一気読みしてしまった。

  • ぽろん さん

    今回は、あの名シーン、燃え盛る建物の前をレットとスカーレット達を乗せた馬車が走り抜ける。ああ、本当にドラマチック!又、映画が観たくなった。

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人物・団体紹介

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林真理子

1954(昭和29)年、山梨県生れ。’82年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が大ベストセラーになる。’86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で直木賞、’95(平成7)年『白蓮れんれん』で柴田錬三郎賞、’98年『みんなの秘密』で吉川英治文学賞、2013年『アスクレピオスの愛人』で島清恋愛

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