林真理子

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成熟スイッチ 講談社現代新書

林真理子

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基本情報

ジャンル
：
文芸
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784065302743
ISBN 10 : 4065302749
フォーマット
：
本
出版社
：
講談社
発行年月
：
2022年11月
発売国
：
日本
追加情報
:
１９２ｐ；18

内容詳細

「昨日とは少し違う自分」へ。日大理事長就任、「老い」との近づき方…人気作家による９年ぶり待望の人生論新書！

目次 : 序章　四つの成熟（年をとった心のからくり/ 成熟へ向かって）/ 第１章　人間関係の心得（愛は惜しみなく/ 人づき合いは変化していく　ほか）/ 第２章　世間を渡る作法（感謝の流儀/ 品性が試される時　ほか）/ 第３章　面白がって生きる（お金を味方につける/ 仕事をどう面白がるか　ほか）/ 第４章　人生を俯瞰する（「俯瞰力」と「自己愛」の効用/ 老いとの近づき方　ほか）

【著者紹介】
林真理子 : １９５４年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。１９８２年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーとなる。１９８６年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第九十四回直木賞を受賞。１９９５年『白蓮れんれん』で第八回柴田錬三郎賞、１９９８年『みんなの秘密』で第三十二回吉川英治文学賞、２０１３年『アスクレピオスの愛人』で第二十回島清恋愛文学賞を受賞。『西郷どん！』は２０１８年のＮＨＫ大河ドラマ原作になった。同年紫綬褒受章。２０２０年には週刊文春での連載エッセイが「同一雑誌におけるエッセイの最多掲載回数」としてギネス世界記録に認定。同年第６８回菊池寛賞受賞。２０２２年７月に日本大学理事長に就任。同年第４回野間出版文化賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    読了日：2023/01/09

    林 真理子は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 著者が成熟している様な前提ではありますが、個人的には成熟していないと思います（笑） 著者が日大の理事長になったので、改革を期待していますが、何も聞こえてこないのは何故でしょうか❓ https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000372413 https://www.nihon-u.ac.jp/about_nu/principles/message/ 日大理事長の写真は、撮影：篠山紀信でした（笑）

  • いつでも母さん さん

    読了日：2023/02/01

    真理子さんに新書のイメージが湧かないのが正直なところ（笑）だが、今や日大の理事長ですものね‥サクッと読める。そして思う。「林真理子も大人になった」と。なんて何を偉そうに私が言うなって感じですが、まだまだ『成熟中』ですよね。

  • おせきはん さん

    読了日：2022/11/20

    若い頃は野心に燃えていた著者が、先輩の作家などとの交流を通じて学び、成熟してきた過程が綴られています。私自身も、年齢を重ねるにつれて、他の人の幸せを喜んだり応援しながら、自分も楽しもうという気持ちが強くなってきており、共感しながら読みました。

  • mukimi さん

    読了日：2024/01/16

    読前、成熟について考えてみたが、挫折と喪失と忘却と治癒と学習と…抽象的になった。筆者は成熟の中に四つのスイッチ（人間力、好奇心、マナー、俯瞰）を定義するも内容は散文的各論的世俗的で、読前の思考を深めるものではなく流行作家のお酒の飲み方人脈の広げ方お金の使い方等エッセイとして楽しんだ。成熟した大人からかけ離れた印象のコスプレ写真などもあり全体として掴み所がないが、結婚は人生をフルコースで楽しむための趣味との断言に、内省しては答えを探す自分とは別次元の、開き直り答えを自己決定する人の強さを感じた。

  • 本詠み人 さん

    読了日：2023/03/19

    成熟にはキリがない…成熟が大人としての完成形だとしたら、死ぬまで成熟することなくﾌﾜﾌﾜｶﾞﾂｶﾞﾂしていそうな私がいた🤭“時間泥棒を排除する”に書かれていた“人の不機嫌に巻き込まれない”は、ホントにそう。身近な人からのと、自分自身の、の両方に気をつけてます。また「口角上げ女」には笑いました！私の場合はちゃんと同僚でしたが、飲みの席でも飲めるのに飲まず、ﾆｺﾆｺ笑いながら人の話をただ聞いているだけの人…独りｼﾗﾌで会話にも混じらず怖いと思ってた🤣林真理子さん、若い頃から変わらず面白い方ですね。

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林真理子

１９５４年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。８２年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーとなる。８６年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第９４回直木賞を受賞。９５年『白蓮れんれん』で第８回柴田錬三郎賞、９８年『みんなの秘密』で第３２回吉川英治文学

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