奇跡 講談社文庫

林真理子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065379363
ISBN 10 : 4065379369
フォーマット
出版社
発行年月
2025年02月
日本
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

「僕たちは出会ってしまった」男は世界的な写真家。女は梨園の妻。これは「奇跡」の物語。38年ぶりの書下ろし小説、待望の文庫化!

【著者紹介】
林真理子 : 1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部卒業。’82年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が大ベストセラーに。’86年『最終便に間に合えば/京都まで』で第94回直木賞を受賞。’95年『白蓮れんれん』で第8回柴田錬三郎賞、’98年『みんなの秘密』で第32回吉川英治文学賞、2013年『アスクレピオスの愛人』で第20回島清恋愛文学賞、’20年第68回菊池寛賞、’22年第4回野間出版文化賞を受賞。’18年には紫綬褒章を受章した。小説のみならず、「週刊文春」や「an・an」の長期連載エッセイでも変わらぬ人気を誇っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mayu さん

    歌舞伎役者の妻と写真家の恋。世間では不倫と呼ばれてしまっても、急かさずにただ時が満ちるのを待ち続ける強さとか、闘病中の献身的な優しさとか、二人の間に結ばれた絆を感じる。これが厳しいイメージの歌舞伎界の裏で、実際にあった話だというから驚きだ。この人だと信じられる、心の底から真心を捧げたくなるような運命的な出会いは、きっと誰にでも訪れるものではないだろう。一生のうちで、そんな相手と出会えて、短い間でも寄り添って生きられたことは幸せなことなんだと思う。

  • mariann さん

    この薄さだからエッセイだと思って手に取ったら実在する人物の愛の軌跡、ドキュメンタリーだった。勉強不足で、この2人に対する知識はなかったが、林さんの読みやすいタッチでサクサクと読了。不倫だけど美談。このか書かれ方だと夫の孝太郎氏に非があるように見えるよなーって思ったりしたけど、実際離婚と同時に再婚を発表する強者なのでその通りなのかもしれない。博子氏のパワーに脱帽するけど、田原氏の死を考えると思うところはある。日本は逸材を失ってしまったのだろう。

  • ゆう さん

    癌になってからの献身的な看護、二人の絆の強さに、やはり運命的に結ばれていたんだなとは思う。 でも不倫している時に息子を連れて行くのはどうなんだと思ってしまう。素直で良い息子だったから懐いて、結果的には良かったけど、普通はこんな関係にはなかなかなれない。お父さんの存在感がまるでなく、女遊びしている事しか書かれてないけど、そこもちょっとは書いてほしかった。不倫と言う言葉を寄せ付けないほど正しく高潔な二人とあったけど、読んでみたら普通の不倫だった。高潔と言うからプラトニックラブかと思ったら全然違った

  • Himiko さん

    芸術家と歌舞伎役者に嫁いだ女性の運命の恋、実話であるのもすごい。ドキュメンタリーを見た気分の一冊。いつか映画とかになるのかもしれない内容。

  • エフ さん

    奇跡。美しい物語。

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林真理子

1954年、山梨県生まれ。日本大学藝術学部卒。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で直木賞、95年『白蓮れんれん』で柴田錬三郎賞、98年『みんなの秘密』で吉川英治文学賞、2013年『アスクレピオスの愛人』で島清恋愛文学賞を受賞。18年紫綬褒章受章、20年菊池寛賞、22年野間出版文化賞受賞(本デー

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