定年後の作法 ちくま新書

林望

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480073372
ISBN 10 : 448007337X
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
追加情報
:
256p;18

内容詳細

まだ老いていないから元気。しかも会社にいかなくてもよいから疲れることもそんなにない。でもその力の使いどころを間違えると、悲しい定年後を過ごすことになってしまう。話が長かったり、過去の栄光にしがみついたり、下手の横好きにお金をかけたりすると、まわりから嫌がられるに違いない。そんなことにならないために、自分を律し、先を見据えた生き方を学ぶ必要がある。人生百年時代に必須の一冊。

目次 : はじめに―定年後は「コ」をおそれない/ 第1章 孤立を恐れないと覚悟を決める/ 第2章 自分の役割を捨てる/ 第3章 古きものにいまを見つける/ 第4章 体と心のペースをつかむ/ 第5章 残すものと捨てておくもの/ 終章 人生の“店じまい”に向けて/ おわりに―人生の扉の閉め方

【著者紹介】
林望 : 1949年生まれ。作家・書誌学者。慶應義塾大学大学院博士課程満期退学。ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授などを歴任。著書に『イギリスはおいしい』(平凡社、文春文庫、日本エッセイスト・クラブ賞受賞)『林望のイギリス観察辞典』(平凡社、講談社エッセイ賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • tamami さん

    この類いの本は・・と決めていたのに手にしたのは、文章のもつ格調の高さと、同年代である先生の語りの切実さが身に沁みたからです。目次にある、古きものにいまを見つける、身体と心のペースをつかむ、残すものと捨てておくもの、等々の項目を見れば内容は見当がつきますが、個人的には自己の道楽!の結晶物の始末について、淡々と「立つ鳥跡を濁さず」とする先生の言葉に背中を押され、一つ踏ん切りがついたのでした。その他老後を心穏やかに過ごすための夫婦の距離の取り方、身体と心の健康の保ち方など、リンボウ流ノウハウは一読の価値あり。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    確か、2007年夏に、三田Cで鈴木孝夫先生らと著者の、よく遊びよく学べの講演を拝聴したことを想起した。感じの良い人(012頁)になりたい。というか、感じのいいユーチューバーになりたいです。やらせていただくというふうに観念したら平和(023頁)。動画の世界もそうだと思う。見えない視聴者に向けて発信する以上は。荘子の無用の用(064頁〜)は試験に出ても文句を言えない。大人(たいじん)の風格とは、自分ではしなくてもみんなに敬仰(けいぎょう)される人(068頁)。すごい人格者ですなぁ。

  • Fondsaule さん

    ★★★☆☆ まだ少し時間があるけど、読んでみた。 何かを「やってくれない?」と頼まれたら、それができることであれば、ともかく誠意をもってやる、その心がけが最も大切。 定年前も同じかな。

  • おおにし さん

    (読書会課題本)ブルデューの言う「文化資産」をしっかりお持ちの方が書いた定年後のマニュアル。庶民向けではないかもしれないが、夫婦の距離の取り方など役に立つ助言もあった。

  • Tatsuhito Matsuzaki さん

    著者は70代の男性ですが、定年(早期退職を含む)を迎えるにあたっての心の持ちようには、共感する部分があります。 しかし、電話&SNSはダメでメールが良い、とか、読書は古典 と言い切るところは世代間の格差を感じました。

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