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米軍基地の歴史

林博史

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642057363
ISBN 10 : 4642057366
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2012
Japan

Content Description

米軍基地ネットワークはいかに形成されたか。第二次世界大戦を経て核兵器の時代を迎える中、米国本土への直接攻撃を回避するため巨大な基地群が築かれる。普天間の形成過程も明らかにした、基地を考えるための一冊。

目次 : 米軍基地の現在―プロローグ/ 米軍基地の世界的ネットワークの形成/ 基地ネットワークの本格的展開と再編―一九五〇年代/ 日本本土と沖縄/ 米軍基地に関わる諸問題/ 基地に依存しない安全保障へ―エピローグ

【著者紹介】
林博史 : 1955年、神戸市に生まれる。1985年、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了(社会学博士)。現在、関東学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • skunk_c

    2011年秋というから、ちょうど普天間「最低でも県外」が挫折し、震災と政治で日本が大揺れした頃の本。副題にあるように、特に第2次世界大戦後からのアメリカの世界戦略に基づく基地配置について、そのネットワークとそれを確立する手段について論じた部分が本書の核であり、特に1950年代の日本や沖縄、そしてディエゴガルシアのケースなど、マクロな視点を提供してくれる。後半は駐留アメリカ兵による性犯罪や買春、そして裁判権の問題が、こちらは割合ミクロに書かれている。元々著者はこちらの研究を進めていたようだ。

  • 二人娘の父

    沖縄にとどまらず米軍基地の歴史全体を視野に入れた著書。19世紀末から始まった世界的な展開を入口に、第二次世界大戦で決定的に広がった米軍基地の世界的ネットワークの形成を通史として学ぶことができる。印象に残るのは「米軍基地に関わる諸問題」として指摘されている課題。基地と性犯罪の問題や基地撤去・縮小は可能であることの指摘など、沖縄・日本と米軍基地の問題を大局的に捉える上で非常に重要と感じた。発刊が約10年前とのことなので、その後の新たな展開を検討した新版が期待される。

  • 海野藻屑

    歴史は事実を裏切らない。

  • Y_Kuroyanagi

    20120711ー20120718

  • 健康平和研究所

    世界で米軍基地ができていった過程が分かる 日本は戦前から戦後にかけて天皇をはじめとする戦争加害者がアメリカと手を組んで加害の反省を全くしてこなかった これは左翼にも当てはまるのだそうな

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