未完の建築 前川國男論・戦後編

松隈洋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784622097402
ISBN 10 : 4622097400
フォーマット
出版社
発行年月
2024年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
松隈洋 ,  
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

敗戦直後の木造プレハブ住宅プレモスにはじまり、新宿の紀伊國屋書店、慶應義塾大学病院、国立国会図書館、東京文化会館、東京海上火災ビル、日本各地の美術館・市民会館など数々の設計・建築を手がけてきた前川國男(1905-1986)。高度経済成長、東京オリンピック、大阪万博、ポストモダンの時代の渦中にあって、根源に立ち戻って「人間にとって建築とは何か」を問いつづけた前川は、派手な建築世界から距離をおき、その姿勢や思想は晩年の建築群に刻まれていく。前川にとって建築とは何であったのか。前川自身のことばや関係者の発言、当時の資料を駆使して、その人と作品と社会と時代を鮮やかに描き切った渾身の力作である。『建築の前夜 前川國男論』(2016)を継ぐ前川國男の仕事の戦後編。

【著者紹介】
松隈洋 : 1957年兵庫県生まれ。1980年京都大学工学部建築学科卒業、前川國男建築設計事務所入所。2000年4月京都工芸繊維大学助教授、2008年10月同教授、2023年4月から神奈川大学教授。京都工芸繊維大学名誉教授。工学博士(東京大学)。専門は近代建築史、建築設計論。「生誕100年・前川國男建築展」事務局長。DOCOMOMO Japan代表(2013年5月〜2018年9月)、文化庁国立近現代建築資料館運営委員(2013年4月〜2020年3月)。同志社大学兼任講師(2009年4月〜2012年3月、2018年4月〜2021年3月)、京都芸術大学非常勤講師(2011年〜)。2019年『建築の前夜 前川國男論』により日本建築学会賞(論文)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Go Extreme さん

    復興の方針と住宅問題: 戦後の住宅不足≒420万戸を解決するため復興院が緊急施策住宅供給ー国営・公営住宅の建設と居住条件の基準設定 戦後の住宅設計と政策: プレモスの導入ー木造組立住宅の設計→理想的な供給には至らず 設計の変化ー生活様式に応じた柔軟性・固定的な設計からの転換 建築家の社会的責任: 精神の自由と社会環境ー権力に屈しない建築。 個性と非個性ー個性を重視する一方で画一化された建築が増えることへの批判 戦後建築: 技術の進歩ー建築技術の発展⇔建築の「優しさ」失われる 持続可能性と批判的実践

  • takao さん

    東京海上ビル新館、東京都芸術文化センター計画案

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

建築・理工 に関連する商品情報

おすすめの商品