整形逃亡 松山ホステス殺人事件 幻冬舎アウトロー文庫

松田美智子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784877288532
ISBN 10 : 4877288538
フォーマット
出版社
発行年月
2000年02月
日本
追加情報
:
278p;16

内容詳細

稀代の犯罪者・福田和子―十七歳で強盗。獄中でのレイプ被害。二度の結婚と離婚。四児の出産。美人ホステス殺害。家財道具の強奪。全国指名手配。十五年間の整形逃亡。時効寸前に逮捕。男、金、酒、売春、嫉妬、見栄、虚言癖。複雑な生い立ちから劇的な逮捕まで。人間のあらゆる負の業を抱えた罪深き女の想像を絶する半生とその実像の全て。

目次 : 最初の犯行―嵐の中を走った二人/ 私はいらん子だった―母を求めて泣いた島/ 運命的な出会い―四児の母からホステスに復帰/ 事件当日―ネオン街の名花が散った/ 逃亡開始―金沢へ/ 老舗の菓子店の内妻―あなたと過ごせた時間は、最良の日々でした/ 逃亡再開―全国を放浪した日々/ 逮捕から送検まで―青い空が私を許さなかった

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • らむり さん

    強盗殺人犯、福田和子の14年11ケ月にわたる逃亡劇。小説のようなノンフィクションです。福田和子の人間らしい一面が印象的。

  • こばまり さん

    犯罪史に名を遺す存在ではあるが古い事件である為、もっと小説的なスタンスで臨めるかと思いきや、病的なまでの独善性に腹が立つやら気味悪いやら。本来は家庭的で働き者。男性にも大いにモテた。このバイタリティが正しいベクトルを持っていたならば。

  • 柴胡 さん

    面白かった。

  • otogination さん

    供述を二転三転させつつ本人も気づいていないだろう殺人の動機がラカンの「症例エメ」とかなり似ているのではないか。鏡像関係、同一化、攻撃性等、いかにもではある。殺害後、被害者の家具を持ち運び自分のものにし、裕福な生活をしていた被害者に成り代わっているところがそれを表している。福田の家にはたくさんの推理小説があり、刑事は犯行の手口でも参考にしたのかと考えたように描写されているが、むしろ逃亡後の自分の人生を推理小説の犯人と同一化していたのではないかと思えた。

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人物・団体紹介

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松田美智子

山口県生れ、作家。同棲を経て、1975(昭和50)年に松田優作と結婚。長女をもうけた後、’81年に離婚(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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