定年自衛官再就職物語 セカンドキャリアの生きがいと憂うつ ワニブックスPLUS新書

松田小牧

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784847062209
ISBN 10 : 4847062205
フォーマット
出版社
発行年月
2024年04月
日本
追加情報
:
304p;18

内容詳細

営業で結果を出せず打ちのめされた元海将補
地方自治体の防災意識の低さに愕然とした元1佐
「自衛隊は街の便利屋じゃない!」と嘆く元1佐
航空機部品の価格をはじめて知った元2佐
損保会社で事故の示談交渉に奮闘
いきなり下っ端の二等航海士からスタートの元2佐
まったくつぶしがきかない元戦闘機パイロット
夜勤守衛、工事車両誘導、ビルの清掃などに奮闘
やりがいを探し続けて繰り返す転職
定年とともに燃え尽き、鬱病を発症
ほか

【著者紹介】
松田小牧 : 1987年大阪府生まれ。2007年防衛大学校に入校。人間文化学科で心理学を専攻。陸上自衛隊幹部候補生学校を中途退校し、2012年、株式会社時事通信社に入社、社会部、神戸総局を経て政治部に配属。2018年、第一子出産を機に退職。その後はITベンチャーの人事を経て、現在はフリーランスとして執筆活動などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • yamatoshiuruhashi さん

    定年を迎えた自衛官が如何に再(々)就職しているのか。大半が苦労しているんだなぁと改めてわかる。私見では、社会側の問題としては自衛官、自衛隊の実情に理解がないことであり、自衛隊(官)側の問題としては金を稼がねばならないという営利集団が殆どである企業への理解不足。お互いのミスマッチが不幸を招いている。が、不平を言っても始まらない。本書では苦労する多くの凡人退官者に対して少数の能動的求職者が出てくる。求人・求職お互いに相手をよく知り、国防に半生を捧げてきた人たちの残りの半生をより意義深いものにできたらと思う。

  • きまたよ さん

    自衛官のセカンドライフ、サードライフについてまとめられた本。自衛隊でのキャリアを活かす方、全く新しい世界に飛び込む方など、一般企業との違いも興味深い。今回は定年退官が対象だが、若年の任期満了についても興味がある。

  • 金吾庄左ェ門 さん

    超エリートには及びはしなくとも、多少の問題を抱えながらも最終的にはどうにかなった人の話ばかりでした。これから氷河期世代が自衛隊で言う所の定年の年齢になり、再就職戦線はさらに苛烈なものになると考えると、内容的には少し甘いと思います。ただ自衛隊員の再就職は政治がもっと力を入れなければならない問題だと思います。防大を出たわけでもない高卒や中卒の自衛隊員の支援の在り方をもっと考えなければなりません。

  • コンクリ君 さん

    なかなか面白かったです。タイトルに惹かれて読んでみました。自衛官が50代で退職は知りませんでした。読んで思いましたが、高齢化社会真っ只中の日本で、退職した方にどのように働いてもらうかは、自衛隊以外でも同じですね。本書の最後の一節ですが、定年は人生の切れ目ではなく、節目と捉えないと。さて、自分には何ができるかな?

  • らむし さん

    割と知られてない、自衛官の定年後。給料のところを見ると、再就職しないと絶対生きていけないと感じる。これから増税クソメガネが作った退職金に課税するのが始まったら、むしろ退職金無しの高い給料貰った方が幸せなんじゃ、、、。感想はずれたが元自衛官は、体力と根性が凄いので、3kの仕事には強いと思う。ただし自分は元自衛官だから、って気持ちがあると悪い方向に働くこともあるらしい。自衛官でも一般人でも自己prは苦手なのは一緒だと思う。

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松田小牧

1987年大阪府生まれ。2007年防衛大学校に入校。人間文化学科で心理学を専攻。陸上自衛隊幹部候補生学校を中途退校し、2012年、株式会社時事通信社に入社、社会部、神戸総局を経て政治部に配属。2018年、第一子出産を機に退職。その後はITベンチャーの人事を経て、現在はフリーランスとして執筆活動などを

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