足よ手よ、僕はまた登る 『ミニヤコンカ奇跡の生還』からの再起 ヤマケイ文庫

松田宏也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784635049450
ISBN 10 : 4635049450
フォーマット
出版社
発行年月
2022年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
278p;15

内容詳細

著者は、中国・四川省の高峰ミニヤコンカで悪天のため遭難。19日間の壮絶な闘いの末、パートナーを失いながら奇跡的に救出されるも、凍傷で両足両手指を切断される。恐れと煩悶の中、帰国後待ち受けていたのは、社会復帰、そして登山者としての再起のための新たな闘いだった。『ミニヤコンカ奇跡の生還』その後を綴る。文庫化にあたり、遭難からの40年の歩みを加筆。

目次 : 僕は帰ってきた/ ベッドの中で/ こんなに元気になったよ/ また足を切る/ 僕は歩けた/ リハビリの仲間たち/ 車椅子よさようなら/ 母との生活/ サラリーマンに戻る日/ 再び山へ/ 答礼の旅/ 山への希望とともに

【著者紹介】
松田宏也 : 1955年、大分県佐伯市生まれ。1978年、同志社大学経済学部卒。大学時代に山岳同好会に所属し、アラスカ・ヘイズ山遠征などの登山経験を積む。1978年、日本ペイント株式会社に就職。1979年、市川山岳会に入会。1982年、同会のミニヤコンカ(中国:7556メートル)遠征に参加し、菅原信隊員とともに頂上に肉薄するも荒天に遭遇。下山を決意してから19日後に奇跡の生還を果たす。凍傷のために両足、両手指を失うが、約500日の闘病生活の後に日本ペイントに復職。1995年にはシシャパンマ(中国:8027メートル)に遠征し、その後、今日に至るまで全国の山とスキーを楽しむ。日本ペイント株式会社執行役員を務め、定年退職。日本山岳会理事・千葉支部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • キムチ さん

    山野井夫婦の記録と同様の感覚で読了。ミニヤコンカ遭難より40年、言い方は悪いがその後 功成り名を遂げた稀有な方の人生記。遭難より40年を経て、加筆の元にヤマケイより刊行。本人が持つ身体能力・精神力は然る事乍ら 強運を背に負っていると思った。1ミリほど齧った私の山行経験でも、仲間が数人あの世に上っている。まして松田さんほどの山行歴なら、数数多の人々がそうだろう。自分の加齢が進み、ニュースで見る「高齢登山者」の救助内容が酷く気になってきた。山は道楽ではできない、まして「行きたい山」でチョイスする事の驕りは。。

  • ひでお さん

    ミニヤコンカでの遭難した著者がリハビリ、社会復帰から再び山と向き合うまでの自伝です。壮絶なミニヤコンカ登山については別の本になりますが、そのあとのリハビリからの再起までは、著者の強い意志と、そしてなにより山への愛着が強く伝わります。少し前にNHKの番組でヒマラヤを歩いている著者が移っているシーンを見ましたが、義足であるとはとても思えず、その努力に頭が下がる思いでした。

  • Go Extreme さん

    僕は帰ってきた ベッドの中で こんなに元気になったよ また足を切る 僕は歩けた リハビリの仲間たち 車椅子よさようなら 母との生活 サラリーマンに戻る日 再び山へ 答礼の旅 山への希望とともに: 普通の生活のスタート台へ 再び山へ向かう 丹沢での出会い 丹沢から八ヶ岳へ 40歳、夢の8000メートル峰挑戦 仕事に専念しながらも山は忘れない 定年を迎えてからの山 義足の山旅300キロ 山の遭難は自分にはありえないという自身→過信が人生を狂わせた ミニヤコンカ遭難から40年 希望さえ失わなければ何とかなる

  • a.i さん

    ★★★★

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