月の光 川の光外伝 中公文庫

松浦寿輝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122065987
ISBN 10 : 4122065984
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
296p;16

内容詳細

猫のブルー、ネズミのグレン、フクロウのルチア…今日もどこかで彼らが、にぎやかなドラマを繰り広げている!『川の光』の仲間たちが大活躍する、彩り豊かな短篇集。主人公が変われば作風も変わる、楽しい仕掛けに満ちた七篇が、あなたを「犬の木のした」の動物集会へと誘う。

【著者紹介】
松浦寿輝 : 1954年、東京都生まれ。詩人、小説家、批評家。88年に詩集『冬の本』で高見順賞、95年評論『エッフェル塔試論』で吉田秀和賞、2000年小説『花腐し』で芥川賞、05年『半島』で読売文学賞、15年『明治の表象空間』で毎日芸術賞、17年『名誉と恍惚』で谷崎潤一郎賞を受賞するなど、縦横の活躍を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ぶち さん

    『川の光』に登場した仲間たちが大活躍する短編集です。人間には解らない、人間とは違う、動物たち独自の観点や感覚をもって、彼らの視点から不思議で幻想的な世界を描いています。7つの物語の語り口調や雰囲気はそれぞれ異なります。月の光に魅せられた詩のようであったり、ロボットと怪獣の戦争を描いたSFのようであったり、冒険ファンタジーのようであったり......小惑星探査機 "はやぶさ" へのオマージュ的なお話し「孤独な炎」では、読んでいて切なくなり、"ぼくの生きたことの意味はあったよ" という言葉が胸に刺さりました。

  • のん さん

    川の光の外伝で短編集。ちょっとファンタジーのような場面がでてきたり、戸惑いもありましたが、良かった。

  • 不二子 さん

    川の光の世界に戻りたくて読んだけど... うーん... また違う世界でした。

  • みゃお さん

    「川の光」外伝の短編集。 「孤独な炎」は、涙腺崩壊気味に。 あのはやぶさをこんな風に描かれるとは。。。 健気で愛おしくて。 生命賛歌といったらいいのだろうか。 何かに迷ったら この短編にかえろうか。

  • あす さん

    「川の光」外伝で短編集。人と川のそばで暮らす、生き物たちのある日の出来事。「月の光」というタイトルらしく、神秘的で幻想的なお話も。魂がきらきら輝いて、あたりに満ちている。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

松浦寿輝

1954年東京生まれ。詩人・小説家。東京大学名誉教授。2000年「花腐し」で芥川賞受賞。著書に『半島』(読売文学賞)、『川の光』、『エッフェル塔試論』(吉田秀和賞)、『折口信夫論』(三島由紀夫賞)、『明治の表象空間』(毎日芸術賞特別賞)、『afterward』(鮎川信夫賞)、『名誉と恍惚』(谷崎潤一

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品