基本情報
内容詳細
「書かれた言葉を読む」とはどのような営為なのか。異なる時代、地域、テーマの交錯点となった言語は、いかに翻訳、受容され、時の読者にどのように敷衍されていったのか―。日本、フランス、アメリカ、中国など各国の近代文学を手がかりに考察する。
目次 : 序―書かれた言葉を読む/ ラルフ・ウォルド・エマソンとドイツ翻訳理論―ゲーテの影響を中心に/ 十九世紀フランス詩の日本における受容―マルスリーヌ・デボルド=ヴァルモールの場合/ 一九一七年、近代日本文学の翻訳事件―その輪郭と時代性/ 同時代小説としての中国文学と創作における日本語―『改造』「現代支那号」(一九二六年七月)について/ 佐々木高政英訳「吉備津の釜」(『雨月物語』)と掲載誌『英語研究』―戦時下日本文学翻訳の一面/ フィリピン徴用時代の三木清による文化工作言説
【著者紹介】
松本和也 : 1974年、茨城県に生まれる。立教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専攻、日本近代文学・演劇・美術。現在、神奈川大学国際日本学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
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