映像の発見 アヴァンギャルドとドキュメンタリー[ちくま学芸文庫]

松本俊夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480512758
ISBN 10 : 4480512756
フォーマット
出版社
発行年月
2024年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
304p;15

内容詳細

見えないものを見えるようにすること――。真にラディカルな作品とは何か。映画史的な直感から放たれる鋭利にして至高の映画論。解説 中条省平


《著者情報》
松本 俊夫(まつもと・としお):1932-2017年。愛知県生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業。映像作家、評論家。九州芸術工科大学や日本大学芸術学部教授などを歴任。記録映画『安保条約』、映画詩『石の詩』、寺山修司脚本『母たち』などを監督。また「映画批評」誌などで映画理論を展開。1961年『西陣』でヴェネツィア国際記録映画銀獅子賞、1967年『母たち』でヴェネツィア記録映画祭グランプリを受賞。著書に『表現の世界』『幻視の美学』『映像の探究』などがある。

【著者紹介】
松本俊夫 : 1932‐2017年。愛知県生まれ。東京大学文学部美学美術史学科卒業。映像作家、評論家。九州芸術工科大学教授や日本大学芸術学部芸術研究所教授などを歴任。記録映画『安保条約』、映画詩『石の詩』などを監督。また「映画批評」誌などで映画理論を展開。1961年『西陣』でヴェネツィア国際記録映画祭サン・マルコ銀獅子賞、1967年『母たち』でヴェネツィア国際記録映画祭サン・マルコ金獅子賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 明石です さん

    神。

  • スリルショー さん

    凡庸な外的対象物から因習律的なものを剥ぎ取り内的、主体的に処理し対象物との統一的な映像を作り出すことが、今日的な課題である。ようなことが書いてあるが、映像を見ても、凡庸な頭を持つ僕にはなるほどそうなのかと、想うことすらできないかも。「隠された世界」人間の内部と外部との関係を説明し、蓄積された無意識を明らかにし意識の日常性を破壊する芸術的な観点からの考察は生きる上で役に立つ視座と言える。「存在の形而上学」日常の、心の内部の空洞化による人間疎外の状況をいかに映像化するかを説明しており、現在に通じる視点である。

  • Go Extreme さん

    映画芸術の現代的視座: 見つける・作る 記録の眼 ものとの対決 説明性のハイ所 イメージの不可さ 音と映像の対話 表現をささえるもの 日常のなかの異常 意識と無意識の間 可能性と生涯 前衛記録映画論: 方法とイメージ ネオ・ドキュメンタリズムとは何か 隠された世界の記録 残酷を見つめる眼 堕落したリアリズム モダニズムとクリティック 追体験の主体的意味 日常性と凝視 ドラマの無いドラマ 存在の形而上学 敗戦と戦後の不在 芸術的サド・マゾヒストの意識 変身の論理 大衆という名の物神について 運動の変革

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人物・団体紹介

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松本俊夫

1932年生まれ、2017年没。映画監督・映像作家。東京大学文学部美学美術史科を卒業後、新理研映画に入社し、実験工房のメンバーを起用してPR映画『銀輪』(1956)を演出。その後、教育映画作家協会(記録映画作家協会)に入会し、機関誌『記録映画』において前衛記録映画の理論を展開させ、その実践として『西

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