ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 II 角川文庫

松岡圭祐

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041122372
ISBN 10 : 4041122376
フォーマット
出版社
発行年月
2021年12月
日本
追加情報
:
336p;15

内容詳細

推理作家協会の懇親会に参加したラノベ作家・杉浦李奈は、会場で売れっ子の汰柱桃蔵と知り合う。後日、打ち合わせでKADOKAWAを訪れた李奈は、その汰柱が行方不明になっていることを知る。手がかりとなるのは、1週間後に発売されるという汰柱の書いた単行本。その内容は、実際に起こった女児失踪事件の当事者しか知りえないものだった。偶然の一致か、それとも…。本を頼りに真相に迫る、ビブリオミステリ!

【著者紹介】
松岡圭祐 : 1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作『千里眼』シリーズは人気作となった。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化され、さらにブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞、17年には吉川英治文庫賞候補作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Yunemo さん

    これはまた大胆な展開でした。流行作家汰柱桃蔵の最新刊「告白・女児失踪」にからむ殺人事件。前作同様事件をノンフィクション作品に仕上げていく過程で起こる様々な葛藤、追いかけていくほど深まる謎、最後はどうなるの、作品は仕上がるの、との想いで読み進め。後半から煮詰まってくる事実に唖然として。その過程で出てくる数々の作家作品、これはこれで大変。横溝正史の「悪霊島」がこんな形で使われるなんて。映画と原作とノベライズ、実際の映画作品となるには原作からとばかり思い込んでいたが少々違うみたい、なことも初めて理解させられて。

  • たか さん

    シリーズ第2作。売れっ子作家の汰柱桃蔵が行方不明となる中、1週間後に発売される汰柱の小説が実際の女児失踪事件の当事者しか知り得ない内容だった。ラノベ作家の杉浦李奈は汰柱行方不明の当日に推協の懇親会で汰柱と知り合っており、真相を追う。 前作では巻き込まれた形だが今作は積極的にノンフィクション本に取り組む為に取材を進める。内気だった李奈が人と触れ合い大きく成長している。前作は純文学、今作は文学他「乱歩」「清張」「横溝」とミステリがテーマ。出版業界の仕組みやエピソードがリアルに描かれ楽しい。 ★★★★✩ 4.0

  • ひさか さん

    2021年12月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ2作目。作家と出版の世界に関わる李奈の推理譚。興味が持続せず、物語世界に入浸れない。残念。

  • hiro さん

    売れないラノベ作家・杉浦李奈が主人公のシリーズ2作目。文学ミステリということで、今回も横溝正史の『悪霊島』、松本清張の『疑惑』、そしてルソーの『告白』が重要な役割を担っているが、残念ながら犯人が分からず、最後の謎解きが待ち遠しかった。作中では編集者から謎解きが長いと言われていたが、今回も前半の怪しい場面をスルーしてしまったため、その結果は予想外の結末だった。松岡作品らしく業界の常識を楽しく読める。万能鑑定士Qの莉子が登場する5作目を楽しみに、李奈の成長を見ながら先へ進む。KADOKAWAは太っ腹(笑)。

  • coolgang1957 さん

    さて第二巻は誰が被害者になるのか、コナンくんなみに殺人に遭遇するのか、ワクワク❣️(アーニャ・フォージャーか、お前は🤣)解説の内田剛さんによるとリアリティ溢れてるらしい。うん僕も思ってた…嘘つき、そんな気がしただけやろ😅文学の読み方も知らんくせにね。言えるのは読み終わるまで時間かかる。ということは、理解力に乏しいことやね。それでも、こんな僕もめちゃ楽しめることが嬉しい。10巻もあるからしばらくは楽しさ続きます😄

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松岡圭祐

1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部を超える人気作となった。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化され、さらにブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞、17年には吉川英治文庫賞候補作となる(本データはこの書

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