偏差値70の野球部 レベル4 実戦応用編 小学館文庫

松尾清貴

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094087239
ISBN 10 : 4094087230
フォーマット
出版社
発行年月
2012年05月
日本
追加情報
:
320p;16

内容詳細

目次 : 甲子園より東大が近い名門進学校の野球部がついに目覚めた。天才女子高生・ヒカルさんの打撃理論を体得したメンバーは、チームのエースの投球をことごとく打ち返した。呆然とするエース・新真之介にヒカルさんがささやく。「彼らは野球を知らないから強いんだよ」。やがて迎えた秋季大会地区予選。夏の大会を辞退した野球部は初めての公式戦で、県内最高のピッチャーを擁する強豪と当たる。ここから快進撃が始まった。そしてついに、チームはかつて真之介が全国最強のバッテリーを組んでいた沢登俊平のいる、甲子園常連校との決戦に臨む。手に汗にぎる興奮の最終章。

【著者紹介】
松尾清貴 : 1976年福岡県生まれ。95年、国立北九州工業高等専門学校中退後渡米、97年までNY在住。帰国後、国内外の各地を転々とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 黒瀬 さん

    【俺の野球はちっとも楽しくねえんだよ、バァカ】完結。甲子園より東大が近い野球部がついに目覚める。ヒカルさんの打撃理論を体得したメンバーの急成長っぷりに真之介だけでなく読者も目を丸くすることでしょう。本著の目玉はなんといっても海鵬高校との対戦。中学時代にバッテリーを組んでいた沢登がセカンドを守っている…?一年生で試合に出るだけでも凄いが彼なりに相当な葛藤があったに違いない。試合は思わぬ幕切れを迎えますが、真之介の海應野球部との付き合いはまだ始まったばかりです。

  • 佐々陽太朗(K.Tsubota) さん

    痛快でした。偏差値70の超進学校の野球部が甲子園常連の野球強豪校と野球の試合で互角に戦ってしまうのですから。世間が高校野球一色になるこの時期、「左打者には左投手が有利」だとか「無死1塁なら犠牲バントで走者を進めるべき」などというセオリーを、何の検証もなく盲目的に信じているバカを見るにつけスカッとした気分になります。しかし、野球バカ(バカといわれるほど努力しているという意味でほめ言葉です)からすれば噴飯ものであって、人によっては怒りすらおぼえるだろう。でも、野球オンチの私には痛快、痛快! (笑)

  • nemuro さん

    4年ぶりの「甲子園参戦!&関西書店巡り」の持参本。今季の参戦は一気にマジックを「5」に減らして迎える巨人3連戦の1、2戦目。最短ならアレは14日。惜しくも胴上げには届かない。まあ2005年9月28日、井川、橋本、JFKが投げて巨人に勝ったあの場にいたので贅沢は言うまい。さて本書。「伊丹空港〜京都駅八条南口」間の阪急リムジンバス内、「京都〜大阪」間のJR電車内を経て、「梅田〜甲子園」間の阪神電車内にてピッタリ読了。思えばこのシリーズ。2012年の「甲子園参戦!」前後に読み進めたんだったなぁと思い出しながら。

  • たか さん

    最後まで楽しめた。 野球の理論は理解できないことが多かったけど勢いのある文章やったんでこまかいとこはええかなって感じでよめた。

  • ユー さん

    「奇想天外」が当たり前のセオリー。それでも最終巻は、やっと野球らしく?なって来ました。試合中でも実行に移すまでのプロセスが、またまたこの学校らしく「天変地異」的な理論で証明される所は、ブレてないです。ヒカル監督が最後まで指揮執っていたら、全く違う結果ですね。「タラ・レバ」は禁句ですけど。

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松尾清貴

1976年福岡県生まれ。高等専門学校を中退し、ニューヨークに在住。国内外を転々としながら小説を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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