無職本

松尾よういちろう

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784909758033
ISBN 10 : 4909758038
フォーマット
出版社
発行年月
2020年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
168p;19

内容詳細

どこにでもいる普遍的な人々が、「無職」という肩書がついたときに考えていたこと、感じたことを、それぞれの表現方法で自由に書いてもらいました。同じテーマながら各人各様の考え方が表されている、そんな本です。

【著者紹介】
松尾よういちろう : 1981年4月8日愛知県名古屋市生まれ。2008年〜2020年3月までフォークロックバンド「井乃頭蓄音団」のオリジナルメンバーとしてボーカルを担当、フルアルバム6枚を発表。現在はソロで活動中

幸田夢波 : 声優ブロガー。オンラインサロン『夢波サロン』オーナー。高校生で声優デビューし大学在学中にアーティストデビュー。約8年間の声優事務所所属ののち、フリーランスとなりブロガーになる

太田靖久 : 1975年生。神奈川県出身。2010年『ののの』で第42回新潮新人賞。2019年に電子書籍『サマートリップ他二編』(集英社)刊行。フィルムアート社ウェブマガジン「かみのたね」にて『犬たちの状態 犬を通して世界を認識するための連作』(共作/写真家・金川晋吾)を連載。その他、インディペンデント文芸ZINE『ODD ZINE』を企画編集している

スズキスズヒロ : 1992年宮城県仙台市生まれ。小学3年生の時、「石ノ森章太郎のマンガ家入門」を読んでマンガを描き始める。著書に『空飛ぶくじら スズキスズヒロ作品集』(イースト・プレス)がある。第2種電気工事士、危険物取扱者などの資格を保有している

銀歯 : 田舎で生まれ育ち、底辺労働を続ける傍らで、クルマで山道をドライブしながらYouTubeにて底辺労働者の日常や仕事のこと、自己哲学を延々と垂れ流すラジオ動画を投稿し続けている。期間工、ブラック企業、工場労働、零細企業で主に働く

竹馬靖具 : 1983年生まれ。2009年に監督、脚本、主演を務めた「今、僕は」を全国公開。2011年に真利子哲也の映画「NINIFUNI」の脚本を執筆。2015年、監督、脚本、製作をした「蜃気楼の舟」が世界七大映画祭に数えられるカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭のフォーラム・オブ・インディペンデントコンペティションに正式出品され、2016年1月より、アップリンク配給により全国公開

茶田記麦 : 1981年7月、水面と同じ高さの東京下町で生まれ、川を越え坂を上り山の手の学校に通ったため、どこ育ちと地名とともにアイデンティティを語ることが難しい。小中高をエスカレーター式の女子校で過ごし、早稲田大学第一文学部を卒業。現在は千代田区にて労働する会社員

小野太郎 : 1984年山口県生まれ。これまで東京堂書店神田神保町店、文榮道山口大学前店、ブックセンタークエスト黒崎店で働く。2019年秋、退職。現在、福岡県北九州市で妻とルリユール書店を営む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • K1 さん

    マイナスなイメージがありましたが、「職のない期間」は、その人にとって必要な時間だったのだなと思えました。無職でも無所属でも、独りではないし死にはしないーという言葉が印象的でした。口座残高が3桁になった経験は二度としたくないけど、そんなときには周りの人に甘えて、いつか誰かにそれを返せばいい。

  • 今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン さん

    高橋源一郎の「飛ぶ教室」で紹介されていました。私はバツイチなのですが、アンケートなどの選択肢では既婚か未婚かの二択しかなく、バツイチの私は未婚ではなくて既婚ですがここで意味するところは配偶者がいるってことなんですよね。それと同じく(同じなのか?)無職の意味するところは会社員か自営業ではないという意味で、増えてきた働き方のバリエーションには適応していない。ラジオで紹介されていたのは松尾よういちろう氏のテキストで、会社員か自営の二択でないことを無職と誹らなくていいジャマイカ!という主張のように心地よく聞こえ→

  • lily さん

    「はっきり言って本書はビジネス書や実用書のようにわかりやすい有用性はありません。ただ、ちゃんと生きていけるような自信がなくて社会きら距離を置いたり、道を外れてしまって途方に暮れていたり、いろんなことが起こる人生には無駄なことなど一つもないと言いたい気持ちがあって本書を作った気もします。」まえがきのこと言葉がすべてを体現する一冊。寄稿する人たちも無職を(ある程度)充電期間として肯定的に捉えることを奨めている。こういう本が読まれることこそ大切、な気もします。

  • 華形 満 さん

    無職という単語の響きがコロナ渦の現在に於いてはかなり変異していると思える。ただ本書を読了してみると掲載8編の内、純然たる「無職とは?」に応える内容なのはスズキ氏、銀歯氏の2編のみで他はフリーランスとして成り立っている方々ばかりで、書名に偽り在りと言いたい。特に書店経営・小野氏は筋金入りの書店員経験者(現職も)なので実に理屈っぽく何を言いたいのかが判り難く、かつ”無職”のテーマからはかなりかけ離れた内容で退屈。ただ無職=本職の方々が読めばまた違った感触を受けるのかもしれない。

  • ぽんてゃ さん

    無職本と言っても心にやりたいこととか目標や好きなものがきちんとある人達の本だった!ほっとした。無職は紙一重なんだ。無職期間があった人達のお話で、希望があって良かった。社会で普通に働けていた人達でさえ無職の期間というものは心の状態次第でどっちにも転び得るよね🥺精神疾患や病気で働けなかったり学生の時にいじめられて引きこもり生活をして無職から抜け出せないどうしていいかわからないみたいな人達は日本にたくさん居て、そういう人達が自立できるような社会になったら良いなって願ってはいるものの、私も今のところ紙一重!爆

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松尾よういちろう

1981年4月8日愛知県名古屋市生まれ。2008年〜2020年3月までフォークロックバンド「井乃頭蓄音団」のオリジナルメンバーとしてボーカルを担当、フルアルバム6枚を発表。現在はソロで活動中

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