私たちは時空を超えられるか 最新理論が導く宇宙の果て、未来と過去への旅 サイエンス・アイ新書

松原隆彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797388992
ISBN 10 : 4797388994
フォーマット
発行年月
2018年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;18

内容詳細

未来や過去という時間、星々が輝く宇宙空間をどこまでも自由に旅していくことができたら…。それは、物理学的見地によれば、ありえないことでもないのです。タイムマシン、あるいは究極の宇宙船のしくみは?宇宙の果て、時空を超えたところにあるものとは?第一線で研究する著者が、豊富な図版を示しつつやさしくお話ししていきます。

目次 : 第1部(昔に戻りたいというあなたへ/ 未来へ向かう/ 過去へ向かう/ 過去へ戻ると矛盾するか)/ 第2部(できるだけ遠くへ行きたいあなたへ/ 太陽系の外へ行く/ 銀河系の外へ行く/ 宇宙はどこまで広いのか)/ 第3部(時空を超えたその先には)/ 付録 相対論的な宇宙船での往復旅行を計算

【著者紹介】
松原隆彦 : 1966年、長野県生まれ。京都大学理学部卒業、広島大学大学院理学研究科博士課程修了。博士(理学)。東京大学大学院理学系研究科助手、ジョンズホプキンス大学物理天文学科研究員、名古屋大学大学院理学研究科准教授などを経て、高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所教授。専門は宇宙論(宇宙の構造形成と進化、観測的宇宙論の基礎理論、統計的宇宙論、宇宙の大規模構造、重力レンズ、宇宙背景放射ゆらぎなど、観測による検証が可能な宇宙論を中心とする理論的研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • haruka さん

    1Gで加速する宇宙船を作れたら、1年で光速の72%が出せる。往復すると80年で9億光年先まで到達でき、地球に戻ってきたらそこは18億年後の未来。20年なら340年先、30年なら4500年先の未来の地球だ。旅はケンタウリ、トラピスト1、アンドロメダへ…。その頃同級生は何歳?地球の文明は継続中?など大真面目に、やたら具体的な数字でシミュレーション。面白すぎる!さらにワームホール、量子力学、多重の現実の可能性を考える。宇宙の数は無限かも知れないが、突き詰めるとこの世界は単なる情報で、マトリックスかも知れない。

  • HaruNuevo さん

    タイムマシンの話からスタートする宇宙論入門の入門。テーマの捉え方、語る切り口は面白かったが、これまでいろんな宇宙論の本を読んできたので、少々噛みごたえが少なかったかも。 でも、宇宙に興味を持った方で、理系でない人にはオススメできる内容だったと思う。

  • Gordon さん

    久し振りの宇宙本。本屋で見つけて即買い。 文字ばかりの解説本に比べてカラー写真やイラストが多く、どんどん読み進められた。 相対性理論を用いて未来に行くタイムマシンが理論的には可能な事ははなんとなく知っていたが、過去に行けるタイムマシンまで可能な説については驚きだった。そして多元宇宙や無限に関する考察も興味深い。こういう思考実験的な内容は自分なりに考えるのは頭の体操としてもとてもいいと思う。

  • みんみん さん

    相対性理論に基づいて、時空を超えることができるかどうかを、イラスト入りでわかりやすく書かれています。結論から言うと、「現代の技術ではまだ無理だが、理論上は可能なのでもっと科学が進歩すれば可能性はある」。昔は、空を飛ぶことも、ましてや宇宙空間に飛び出すことも夢物語で空想の話でしたが、それらが既に実現していることを考えると、あと何十年、あるいは何百年かすると、時空を超えることも当たり前の世界になっているかも知れません。

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