邪馬台戦記 3 戦火の海

東郷隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863895447
ISBN 10 : 4863895445
フォーマット
出版社
発行年月
2020年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
294p;20

内容詳細

女王・卑弥呼の密命を受け、東の情勢を探る旅に出た少年ワカヒコは、旅の途中、とある村の守り神である巨木を伐り倒そうとする“クナ王の使い”なる者に出くわす。クナ国といえば、ワカヒコの父・ススヒコが幼き頃、悪名高い暴君を倒し、人々を悪政から救ったという、あの国だ。そのクナ国に、いつの間に新王が立ったのか。巨木を求める新クナ王の野望とは?ナカツクニ邪馬台国とクナ国の決戦の幕が切って落とされる!

【著者紹介】
東郷隆 : 1951年横浜市生まれ。国学院大学卒。同大博物館研究員、編集者を経て、作家に。詳細な時代考証に基づいた歴史小説を執筆し、その博学卓識ぶりはつとに有名。90年『人造記』等で直木賞候補となり、94年『大砲松』により吉川英治文学賞新人賞、2004年『狙うて候 銃豪村田経芳の生涯』で新田次郎賞、2012年、『本朝甲冑奇談』で舟橋聖一賞を受賞

佐竹美保 : 挿絵画家。SF、ファンタジーなどの分野で多くの作品を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はじめさん さん

    邪馬台国に敗れたクチクヒコは東の果て、ホウライより仮面の巫女姫を伴って再び戦いの場へ帰ってきた。邪馬台国の女王ヒミコが名付け親、密命を帯びたワカヒコは最前線地域ムラをまとめあげ、この軍勢と相対する。全国津々浦々から集結する海人族が波濤となって押し寄せる。ローマの叡智によって建造された投石機や、中国の兵法が入り乱れる混沌にさす光はあるか。ワクワク倭国に日輪いま輝く! / ヒミコ様にとってはワカヒコは血は繋がってないけど、息子とも孫みたいな感情か、巫女(嫁)候補の野生児的女子への評がアレ。首都とど田舎ではな…

  • りー さん

    古代歴史冒険小説3部作完結編。場面や登場人物がコロコロ変わり、「イマ ココドコ!?」状態になりました。そして地図が欲しかった。どこの海域で戦っていたのかぼんやりしたまま読み終えてしまった。後で復習します。ともあれ、ヒミコが束ねるナカツクニvsクコチヒコが束ねるクナ、という大きな戦いをこれだけクローズアップして書いた作品は初めて。意欲作として見れば十分面白かった。最新の発掘成果等がたまにメタ目線で入ってくるのはご愛敬。魅力的な時代なので、このあたりを扱う作品がもっと出てきてくれるといいなー。

  • CHRONO さん

    1巻の設定を受けた2巻からの続き。巨大船、新兵器、戦略戦術と細かく描かれた戦闘シーンは海上戦と村の防衛ともに臨場感抜群。邪馬台国や狗奴国が西から東へ移った設定にすることにより、旧来の説も新しい説も取り込んで、さらに同時代の中国や朝鮮のみならず、東南アジアやインドネシア、果てはヨーロッパまでつながった壮大なスケールで無事完結。大変面白く読ませていただきました。最後、出来れば彭(ちょう)は生きてて、奥さんたちと楽しく暮らしてほしかったなあ。

  • yayako さん

    クナ国とナカツクニの戦いはナカツクニに軍配があがった。沼津市にある高尾山古墳がクナ王卑弥弓呼の墓であるという仮説は興味深い。また高尾山古墳にも興味が湧いた。

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人物・団体紹介

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東郷隆

横浜市生まれ。國學院大學卒。同大博物館学研究員、編集者を経て作家となる。1990年「人造記」等で直木賞候補となり、1994年『大砲松』で吉川英治文学新人賞を受賞、2004年『狙うて候 銃豪村田経芳の生涯』で新田次郎文学賞を受賞、2012年『本朝甲冑奇談』で舟橋聖一文学賞を受賞した(本データはこの書籍

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