自閉症の僕が跳びはねる理由 角川つばさ文庫

東田直樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784046317179
ISBN 10 : 4046317175
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
176p;18

内容詳細

みんなが当たり前にしている人との会話や、「ジッとしていること」が、僕には難しい。それは自閉症っていう障害のせいなんだ。だれかに話したいことを考えているうちに頭の中で言葉が消えていってしまう…伝えたいのに伝えられない苦しい気持ち、想像できる?この本には、そんな僕の毎日のことや思いが書いてある。僕はみんなと少しちがう。でも同じ世界の一員として、いっしょに歩いているよ。―ひたむきな思いが伝わる感動作が角川つばさ文庫に登場!小学上級から。

目次 : 第1章 言葉について―口から出てくる不思議な音(筆談とは何ですか?/ 大きな声はなぜ出るのですか? ほか)/ 第2章 対人関係について―コミュニケーションとりたいけれど…(どうして目を見て話さないのですか?/ 自閉症の人は手をつなぐのが嫌いですか? ほか)/ 第3章 感覚の違いについて―ちょっと不思議な感じ方。なにが違うの?(跳びはねるのはなぜですか?/ 空中に字を書くのはなぜですか? ほか)/ 第4章 興味・関心について―好き嫌いってあるのかな?(色んな物を回しているのはなぜですか?/ 手のひらをひらひらさせるのはなぜですか? ほか)/ 第5章 活動について―どうしてそんなことするの?(すぐにどこかに行ってしまうのはなぜですか?/ すぐに迷子になってしまうのはなぜですか? ほか)

【著者紹介】
東田直樹 : 1992年8月千葉県生まれ。会話のできない重度の自閉症でありながら、パソコンおよび文字盤ポインティングによりコミュニケーションを行う。13歳の時に書いた『自閉症の僕が跳びはねる理由』(エスコアール、角川文庫)が国際的作家デイヴィッド・ミッチェルにより翻訳される。現在28か国30言語で翻訳されており、世界的ベストセラーとなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しゅら さん

    児童書だが角川文庫からも同タイトル出ているので、普通に読んだ本で登録。こちらは絵がかわいい。自閉症スペクトラムも含めて「何となくこんな人たち」というのは認識しつつも、人それぞれ違うし、外から見るのと自分がそうである、は違う。ただ本人も関わる人もどちらも大変である、というのは分かる。うちの子供No.1も程度こそ軽いものの似たところはある、と思った。「僕たちは、何のために人としてこの世に生まれたのだろうと、疑問を抱かずにはいられません。」「自分を好きになれるのなら、普通でも自閉症でもどちらでもいいのです。」

  • 美紀ちゃん さん

    自閉症の人の気持ちがよくわかる。 わかりやすい表現。 最後に短編集あり。よくできていて感動する。 生きづらさを感じている人は世の中にはたくさんいると思う。 自閉症もその1つだと思った。 何ヶ国語にも翻訳されて世界中で読まれる本。 素晴らしい。

  • かおりん さん

    ルビ付きで読みやすい。著者13歳の時に書いたもので4月には映画化。会話のできない重度の自閉症だがパソコンや文字盤で意思を伝えられる。話せないから分かっていないのではない、当事者からの考えや思いを知ることが出来た。失礼ながら変な声を出したり飛び跳ねている人にこういう思考があるとは思っていなくて驚いた。自尊心を傷つけないように接する、時間軸や感覚、普通が違う事が分かった。手足のぎこちなさ、見えるものを受け取る力、跳び跳ねることなども、それがその時の興味だったり分からなかったりするから。子どもにも読ませたい本。

  • クロネコバス さん

    映画化で話題になっていたので手に取る。自閉症である著者は赤ちゃん扱いでなく、困った子扱いでなく、笑うんでなく、普通に接してもらいたいんだって。体の動かし方と口での表現がうまくいかないだけで、普通の感情を持っているんだって。彼らは特別学級に行くため、身近な存在でないけど、学校教育の間に少しでも接する機会があれば、この本が教材となれば、彼らのことがもっとよく分かり差別や偏見のない世の中になるのかな。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    発達障害の利用者さんたちと生活していると、この本で頷ける事ばかりです。 障害も個性ですから、完全一致はないのですが、突飛な行動を理解出来ました。 だから、どうすれば良いかは、これからの私の課題です。 しかし、同様に学習障害も持っている彼らを見ていると、東田さんの感性は抜きん出ています。 まだ未読の著作を、探していきたいと思います。

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