大盛り!さだおの丸かじり とりあえず麺で 文春文庫

東海林さだお

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167921767
ISBN 10 : 4167921766
フォーマット
出版社
発行年月
2024年02月
日本
追加情報
:
480p;16

内容詳細

頭に浮かんだら最後、食べずにいられない「矢も楯もランク第一位」はラーメン。いつも忘れがちなのに(野菜をとらにゃいけんよ)と優しいタンメン。鍋焼きうどんを美味しく頂くにはまず風邪を引こう。ソーメンをストローで吸ったら?人気食べ物エッセイ「丸かじり」シリーズ計43巻1514篇から選んだ麺、麺、ぜんぶ麺の傑作選。

目次 : ラーメン賛歌/ 隠せないタンメン愛/ 冷やし中華を科学する/ 麺と日本人/ ソーメン七変化/ 鍋焼きうどんに至る病/ そば・うどんの王道をゆく/ 大盛り!解説編

【著者紹介】
東海林さだお : 本名庄司禎雄。昭和12(1937)年東京生れ。早稲田大学露文科中退。45年第16回文藝春秋漫画賞、平成7年第11回講談社エッセイ賞受賞。9年漫画とエッセイ両分野の活躍により第45回菊池寛賞受賞。12年紫綬褒章受章。13年第30回日本漫画家協会賞大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • hitotak さん

    約40年続く「丸かじりシリーズ」の中から、「麺」を集めた一冊。ラーメン、日本そば、うどんなど種類別に章立てしている。ラーメンの名店で緊張しつつ無言で食べる客と店主たちのエラそうな振る舞い、鍋焼きうどんの煮えたぎる熱さなど、似たような内容を少しずつ違う手法や角度で語っており、その違いも楽しめる。ソーメンについてのエッセイだけで「ソーメン流し器」「ストローで吸ってみた」「味噌味ソーメン」等、多彩な切り口で計8編収録されているが、味付けや食べ方のバリエーションが少ないソーメンでこれだけ色々書けるのもすごい。

  • 氷柱 さん

    1162作目。5月31日から。麺類に特化した一作。時系列順ではなく横串形式で麺類のみの抜粋ともなると一度当たったパートにも行き着くことになる。それでも麺というジャンルでくくられていることでまた別の角度から作品を切り開けたような感触を持つことができる。ユーモアにあふれる語り口がページをめくる手を加速させてくれる。

  • uchiyama さん

    絵の、伸びやかなようでいて細心な線の魅力を愉しみたいので、文庫より新書で読みたい東海林さだおの本ですが、この文庫の主題の括り方には、麺だけでよくもまあこんなに!と改めて感心してしまいました。(面白さは本編にかなわないにしても、解説もてんこ盛り状態で。)ペーソスに転びそうで転びきらない絶妙な節度を保つその語りのうちから、「人間は哀れである」の一文を、前後のユーモアから切り取ってなんだかエラソーな表題にしちゃった感のある、エッセイスト選の文庫より、シンプルに主題でまとめたこっちの方が好きだな、と思います。

  • きゅー さん

    計43巻の「丸かじり」シリーズから麺に関するエッセイを抜粋した一冊。本当に麺が(特にラーメンが)好きなんだろうと感心させられた。しょうもない内容なんだけど、こうして麺だけに特化して抜粋するとこだわりが見えてきて面白い。あるときはスープ作りにはまり、あるときはチャーシューづくりにハマる姿と、本書に流れる緩い雰囲気とのギャップがまた良い。

  • pochi_kuma さん

    間違いなく、かつて読んでいるのにまだまだ楽しめる。最期まで付き合います。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

東海林さだお

1937年、東京都生まれ。漫画家、エッセイスト。早稲田大学第一文学部露文科中退。70年『タンマ君』『新漫画文学全集』で文藝春秋漫画賞、95年『ブタの丸かじり』で講談社エッセイ賞、97年菊池寛賞受賞。2000年紫綬褒章受章。01年『アサッテ君』で日本漫画家協会賞大賞受賞。11年旭日小綬章受章(本データ

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品