基本情報
内容詳細
台湾と日本で過ごした子供時代、不良に憧れた青年時代。偏愛するテキーラや食べ物、ケータイを持たない理由。老いやイケメンに対して思うことから、米軍基地などアクチュアルな問題への意見まで、アイデンティティを巡る考察を中心に、直木賞作家が日々思うことを書き記すエッセイ集。文庫化にあたり、読書体験や猫との暮らしを綴った日記、金原ひとみ氏との対談を追加収録した完全版。
目次 : 曖昧な時代をゆく―序文にかえて/ 第1章 バナナ人間の悲哀/ 第2章 みんな祖母に殴られて育った/ 第3章 わたしはイケてないし、あなたもイケてない/ 第4章 テキーラ!/ 第5章 おれたちはなぜ年相応に尊敬されないのか?/ 第6章 アメリカはビジネスだ/ 第7章 トーク・イズ・チープ/ 第8章 作家の幸福/ 第9章 コロナ禍にて 読書と猫/ 対談 リービ英雄×東山彰良―日本語小説の場所としての「台湾」/ 対談 金原ひとみ×東山彰良―越境する身体、越境する言葉
【著者紹介】
東山彰良 : 1968年台湾生まれ。73年より日本で生活。91年大学卒業後東京にて航空会社勤務の後、大学院に進学。経済学修士課程を修了し、中国へ留学、博士課程中退。通訳業を経て大学の非常勤講師をする傍ら、執筆。2002年、『逃亡作法TURD ON THE RUN』にて第1回『このミステリーがすごい!』大賞銀賞・読者賞をダブル受賞。09年、『路傍』にて第11回大藪春彦賞受賞。15年、『流』にて第153回直木賞受賞。16年、『罪の終わり』にて第11回中央公論文芸賞を受賞。17年から18年にかけて『僕が殺した人と僕を殺した人』にて第34回織田作之助賞、第69回読売文学賞、第3回渡辺淳一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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shun さん
読了日:2024/01/13
鷹ぼん さん
読了日:2024/01/09
take yama さん
読了日:2024/01/21
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人物・団体紹介
東山彰良
1968年台湾台北市生まれ。9歳の時に家族で福岡県に移住。2003年に第1回「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞受賞の長編を改題した『逃亡作法TURD ON THE RUN』で、作家としてデビュー。09年『路傍』で第11回大藪春彦賞を、15年『流』で第153回直木賞を、16年『罪の終わり』で
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