創元SF文庫総解説

東京創元社編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488003999
ISBN 10 : 4488003990
フォーマット
出版社
発行年月
2023年12月
日本
追加情報
:
306p;21

内容詳細

1963年9月に創刊した日本最古の現存する文庫SFレーベル、創元SF文庫。その60周年を記念した史上初の公式ガイドブック。フレドリック・ブラウン『未来世界から来た男』に始まる800冊近い刊行物全点の書誌&レビューを始め、草創期の秘話や装幀を巡る対談、創元SF文庫史概説、創元SF文庫以外のSF作品にまつわるエッセイを収める。ファン必携の一冊。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヒデキ さん

    「あれ読んでなかった」「これ出てたの知らなかった」とひたすらフムフム思わせてくれました。 私の70〜80年代のSFライフを支えてくれた本たちがいっぱいです。 学生時代の小遣いでどっちを買うか迷って手を出さなかった本たちが、いっぱいいました

  • 山田太郎 さん

    ほとんど読んでないけど、なんだか読んだような気分になっていいものだと思った。ハヤカワのやつも読んでみようかと思ったが、調べてみるともう読んでいましたが、全然記憶になくますます自分の記憶力に自信がなくなるというか。同じ話ばかりしてるんだろうな、オレ。気づかないのは本人だけなのであろう。連休終わって仕事いくのが、嫌でたまらない連休最終日だな。

  • 本の蟲 さん

    また積読が増える代物に手を出してしまった。ここ数年はホームページの新刊情報追っているが、中盤まではタイトルくらいしか知らない、あるいは名前も知らない作品ばかり。編集者、評論家はもちろん多数の現役作家が参加している解説部分は一切の忖度なし。好意的なもの(今なお色あせない、必読)から容赦ないもの(忘れられて当然、読まなくてよい)まであって笑える。古典解説は当時のSF業界、創元の推し作家、出版におけるかけひき(作者代表作の〇〇は早川に出されたので創元は××出版したetc)が伺えて面白い

  • マッピー さん

    SFは早川、ミステリは創元。そういう棲み分けを心の中でこっそりしていたつもりでしたが、意外と読んでいました創元のSF。記念すべき創刊一号目がフレドリック・ブラウンだったのも意外。超嬉しいけど。日本作家のSFは2007年まで刊行していなかったというのも驚き。何かこだわりがあったのでしょうか。嬉しかったのは、執筆陣の中に森下一仁の名前があったこと。図書館で借りて読んだけど、やっぱりこれ、買った方がいいかも。総解説って好きなんですよね。

  • 石橋陽子 さん

    SF文庫の総解説。これまでSFをほとんど読んでこなかったので下調べに見てみた。フレドリックブラウン、レイ・ブラッドベリ、アルフレッド・ベスター、RAハインライン、ジェイムズPホーガンが気になるところ。医療が特権階級に独占されたディストピア社会が絡み合う近未来医学サスペンス物語や、生きている生首を死体に繋ぐ作品、米ソの核実験の結果、放射能汚染で全人類不妊になる話など、かなり興味をそそられる。読書未開の地に入っていくのも面白いかも。

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