カラー版 古代エジプト人の世界 壁画とヒエログリフを読む 岩波新書

村治笙子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784004309222
ISBN 10 : 4004309220
フォーマット
出版社
発行年月
2004年11月
日本
追加情報
:
18cm,190p

内容詳細

ナイルのほとりに生きた古代エジプトの人々は、王や神々の姿、死後の世界、そして現実の生活を描いた彩色画で神殿や墓の内部を飾った。鮮やかな写真で紹介しながら、壁画や古代の象形文字が表現する世界を読み解く。

【著者紹介】
村治笙子 : 本名・斉藤笙子。1947年東京都生まれ。1966年東洋大学文学部西洋史学科卒業。現在、古代オリエント博物館非常勤研究員。専攻はエジプト学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やすらぎ さん

    ナイル流域で暮らす人々の面影が数千年の時を越えて色鮮やかな壁画に登場する民と重なり合う。想像以上の世界が広がっている。パンがありワインがある。文字や音楽があり計算し創造する。表音表意文字ヒエログリフ。オールカラーの本書では、その表現を丁寧に解説し読み解いていく。動きのあるコマ送りで描かれた壁画に人類の繊細な知の深さを知る。読み進めるほどに意味を理解できるような不思議な感覚を得る。太陽は夜の世界を旅する間に少しずつ姿を変えていく。この世に存在した全てのものを照らしては再び眠りにつく。そして明日も太陽は昇る。

  • aponchan さん

    カラー版で何となく手に取り、読了というか鑑賞終了。難しいことは良く分からないが、一つ一つの写真を見ているだけでも楽しい。最後の「古代エジプト人と墓壁画」は分かり易い文章で本書の締めとして良かった。現物を見てみたいと思わせる一冊。

  • misui さん

    古代エジプト人の二元的な世界観は押さえておきたい。また、エジプト神話はプトレマイオス朝時代やローマ属州時代に各地の神話をまとめ、ギリシアやローマの神話と比較しつつ取り入れながら作り上げられたという。そのため創世神話などはバリエーションがある。

  • モアザンレス さん

    初心者向けなのでここからもっと詳しい本に移動したい。

  • takao さん

    ふむ

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人物・団体紹介

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村治笙子

1947年、東京都生まれ。東洋大学文学部西洋史学科卒業。古代エジプトに関する展覧会関連の監修、講演。「壁画を読み解く」「ヒエログリフ講座」を担当。日本オリエント学会、西アジア考古学会、日本暦学会、祭祀学研究会、世界遺産アカデミー、日本旅行作家協会正会員

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