イルカの不思議 2時間で生まれかわる皮膚?アゴが耳?驚きの能力に迫る!

村山司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784416615010
ISBN 10 : 4416615019
フォーマット
出版社
発行年月
2015年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
村山司 ,  
追加情報
:
143p;20

内容詳細

イルカは、そのかわいらしい姿や人懐っこさで人気があり、一般の人やダイバーにもファンが多くいます。
また、容姿だけではなく、遊泳能力や視覚・聴覚といった感覚能力にすぐれ、知能レベルが高いことでも注目を集めています。
中でも音感能力を利用したコミュニケーションは、ほかの生物と比べるとかなり発達しています。
本書では、そのコミュニケーション能力に注目し、どのように意思伝達を行っているのか、人とのコミュニケーションは可能になるのかなどを新しい知見とともに紹介します。
また、イルカがどのような生き物なのか、その分類や種類、生態、体のつくりといった基本的な情報を盛り込んでいます。
著者が行った水族館のイルカを対象にした多くの実験から、違った視点でイルカを眺めて楽しむことができるようになります。
本書を読めば、イルカ全般について知ることができる内容となっています。


[著者紹介]

村山 司:1960年、山形県生まれ。東海大学海洋学部教授。東京大学大学院博士課程修了、博士(農学)。水産庁(現・水産総合研究センター)水産工学研究所、東京大学を経て、現職。おもに飼育下におけるイルカを対象として、視覚能力や認知機能の解明に取り組む。おもな著書に『イルカが知りたい どう考えどう伝えているのか』(講談社)、『海に還った哺乳類 イルカのふしぎ』(講談社)、『海獣水族館』(東海大学出版会)、『イルカ』(中央公論新社)、『イルカの認知科学』(東京大学出版会)などがある。

【著者紹介】
村山司 : 1960年、山形県生まれ。東海大学海洋学部教授。東京大学大学院博士課程修了、博士(農学)。水産庁(現・水産総合研究センター)水産工学研究所、東京大学を経て、現職。おもに飼育下におけるイルカを対象として、視覚能力や認知機能の解明に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はじめさん さん

    夏休みの自由研究的に。地球の生命は海からはじまり、魚類は海に留まったが、我々哺乳類はやがて陸へとあがっていった。イルカやクジラは一度上がるも、再び海へと還った種。太古の形を残すサメなんかとほとんどフォルムが同じなのが、まったく別系統なのに面白いね。異なるイルカの種でも、一緒に群れを作ったり、スキンシップ、育児中の母イルカも自分でお腹いっぱい食べたいときもあるーー群れのなかで乳母が赤ちゃんをベビーシッター中にエサ採りにいったりと社会性がある。一方でモスラとバトラ的なイルカを狩るシャチも同じ仲間。捕食者だけど

  • ゆーかり さん

    愛らしい顔だけでなく遊泳能力や聴覚に優れ、知能レベルも高いイルカ。水の中を素早く泳ぎ回る姿は見ていて気持ちが良い。分類上は口の中に歯がはえた鯨類の内の体が小さい種類のもの。水の抵抗が起き難い弾力性のある皮膚、流線形のボディも体高と体長の比が1:5と理想的な体形なのだ。左右の脳は独立していて常にどちらかの脳が起きている。一人の頭の中に二つの脳があるような状態ってどんな感じなのだろう。左右の視覚も別々。数や順序も理解する。賢い、そして不思議だ。著者の名前をマネさせたというのはどんな風に鳴いたのか聞いてみたい。

  • ちょこ さん

    海から陸に進出した生物が再び海に帰っていく不思議は未だわからない部分があるとか奥深いなあと感じる。仮説を立て実験方法を検討して実験、結果から導かれるものを再度検討という過程を通して理科って進歩してきたんだなあというのがわかるのも面白い。

  • takao さん

    ふむ

  • Lilly さん

    イルカは海から陸に上がり、また海に還ったので、進化過程の状態に1番興味がありますが、そこは謎だらけのままのようです。生態、能力については、解明されていることが詳しく書いてあります。群れる利点の1つ→一個体では数も能力も限られる感覚器官を増やすことで、迅速かつ効率的に、次なる対応に備えることができる。イルカの能力には感動しますが、さらに脳に余裕があるため、遊びのための遊びまで創造できると考えられているそう、、、♡すごい♡人間も哺乳類仲間のイルカと話せるようになれたらいいですね〜

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村山司

1960(昭和35)年山形県生まれ。東京大学大学院博士課程修了、博士(農学)。水産庁水産工学研究所を経て、東海大学海洋学部教授。イルカの視覚能力や認知機能解明に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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