マネキンさんがきた

村中李衣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784776408567
ISBN 10 : 4776408562
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
91p;22

内容詳細

川でマネキンの頭部を拾ったサトシとトオル。先生をびっくりさせてやろうと、よく日、学校に持っていきました。その後、ふたりはマネキンを教室に。みんなは、きゃあ〜と大さわぎ!でもしばらくたって、だれもが考えはじめます。このマネキンをどうしたらいいんだろう?

【著者紹介】
村中李衣 : 1958年、山口県生まれ。児童文学作家、ノートルダム清心女子大学教授。児童文学の創作に携わりつつ、小児病棟の子どもたちや受刑中の母親との絵本の読みあいを通した読書療法や絵本を介したコミュニケーションの可能性について研究している。『小さいベッド』(偕成社、産経児童出版文化賞)、『おねいちゃん』(理論社、野間児童文芸賞)、『チャーシューの月』(小峰書店、児童文学者協会協会賞)等の児童文学作品がある。第一回日本絵本研究賞受賞

武田美穂 : 1959年、東京生まれ。絵本に、絵本にっぽん賞、講談社出版文化賞・絵本賞を受賞した『となりのせきのますだくん』に始まる「ますだくん」シリーズ、絵本にっぽん賞を受賞した『ふしぎのおうちはどきどきなのだ』、日本絵本賞読者賞を受賞した『すみっこのおばけ』、日本絵本賞大賞、読者賞を受賞した『おかあさん、げんきですか。』(以上ポプラ社)などがある。その他人形デザイン、キャラクターデザインも手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • chiaki さん

    最後まで読んでびっくり!なんと岡山の小学校で実際にあった出来事とのこと。河原で見つけたマネキンの頭を、担任の先生を驚かすために教室に持ち帰るところから始まる。その後のマネキンをどうするかについて、皆が悩み、意見を出し合い、協力する真剣な姿に、読んでいて胸が熱くなる。はじまりはサトシとトオルの些細ないたずらに過ぎなかったが、結果的にクラスが一つにまとまり、他者の存在と個性を受け入れるいいきっかけに。ラスト、サトシがこれまでのことを謝る台詞には潔さと男らしさを感じた!

  • ☆よいこ さん

    児童書、小学校中学年向け。河原で遊んでいたサトシは、友達のトオルと一緒にマネキンの頭部を拾った。先生をおどかそうと学校に持って行ったが「たたられるよ」との言葉で怖くなる。処分に困ったマネキンさんは体をつけ、クラスで一緒に過ごすことになった。自分とは違う存在を認め受け入れることの楽しさを学んでいく。▽武田美穂さんのイラストがよく合う。あとがき有り。岡山の小学校で起こった本当の出来事をお話しにしたらしい。

  • おはなし会 芽ぶっく  さん

    小学4年生の男子サトシとトオルは、川に流されていたマネキンの頭部を発見し、担任の先生を驚かすいたずらをしますが、逆にやり込められ捨てられず教室でこの首を飼うことにします。子どもたちはに着るものや机や椅子を与え、「マネキンさん」という名前まで与えて、あたかもこの首がクラスの一員であるかのようにふるまいます。そんな中、男子の中でこっそり「みほこ」と呼ぶようになり、いじめのはなしにもなっていきます。岡山の小学校で本当にあったはなしというのに、驚きました。

  • みつばちい さん

    四年の元気いっぱい男子2人が川でマネキンを見つけ、担任を驚かせようと学校に持って来たことから、クラスのみんなとマネキンさんの日々が始まる。おばけの踊りのくだりとか、発想が面白いなぁと思って読んでいたら、なんと岡山の小学校であった実話だそうで。驚いた! 子ども達に考えさせてマネキンをクラスにおくなんて、素敵な先生がいるんだな、羨ましいなー。

  • NakaTaka さん

    岡山の小学校であったエピソードを元に書かれたお話。4年のやんちゃ坊主が、先生を驚かそうと、川で拾ったマネキン頭部を学校に持って行ったことから展開していく。微笑ましい。先生が本音でぶつかるから、子供達も心を開いていったのだな。

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人物・団体紹介

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村中李衣

1958年、山口県生まれ。児童文学者。『おねいちゃん』(理論社)で野間児童文芸賞、『チャーシューの月』(小峰書店)で日本児童文学者協会賞、『あららのはたけ』で坪田譲治文学賞、『こくん』(童心社)でJBBY賞を受賞。長年各所で絵本の読みあいを精力的に続けている

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