Books

ハバナ・モードすべての男は消耗品である Vol.8 幻冬舎文庫

Ryu Murakami

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344411173
ISBN 10 : 434441117X
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2008
Japan

Content Description

「『努力すれば何とかなる』『努力してもしかたがない』。その二つは一見異なった態度のようだが、基本的に同じものではないかと思う」。個人が達成感と充実感を得るために、今何をしなければいけないのか?ハバナ・モードとは、ポジティブな気持ちで猛烈な努力を続けること。自分の限界と新たな可能性が見えてくる、大人気エッセイ。

目次 : ハバナ・モード/ 小国スロヴェニアの智恵/ 犠牲と支配/ 幻の改革と変化/ 金正日体制は崩壊するのか/ 不況と相撲取り/ そもそもイラクに治安があるのか/ 格差の象徴・腕時計/ 現実をなぞる/ 衰退し続ける大手メディア/ 従米から反米への道/ 無意味な心意気と誠意/ 希望的観測による外交/ イラク人質事件/ サラリーマン週刊誌の死/ 黙ってついていくわ/ 決定権と責任/ 答えより、設問のほうが重要/ 可哀相な自衛隊/ 姥捨て山を拒否した二人の老人/ 『13歳のハローワーク』と一生の安定/ 幸福な原作者/ キューバの快楽と『半島を出よ』/ うつと、元気と、おせっかい/ ハバナの夕日と国家目標

【著者紹介】
村上龍 : 1952年長崎県生まれ。76年「限りなく透明に近いブルー」で第七五回芥川賞受賞。「コインロッカー・ベイビーズ」で野間文芸新人賞、「半島を出よ」では野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。『トパーズ』『KYOKO』で映画監督も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
「ハバナ・モード」という言葉の意味は、生...

投稿日:2011/03/17 (木)

「ハバナ・モード」という言葉の意味は、生きていく上で、知っておいた方が良いかと思います。そんなに小難しい内容ではありませんので、学生から社会人まで、幅広い層にオススメします。

SunFlower さん | 富山県 | 不明

0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 団塊シニア

    今までのエッセイ同様、政治経済社会問題、スポーツ、キューバ音楽と幅広い話題に言及してる、大手既成メデイアに対する批判も厳しい、筆者の考え方、発想に異論のある人も少なからずいると思いますが、何事にも設問する姿勢には迫力があります。

  • 冬木楼 fuyukirou

    「答えより、設問のほうが重要」村上龍の著作の面白さは設問のたて方にあるんだと納得した。 すべての男は消耗品であるシリーズをずーっと読んできた。この本の時点で2003年。書き始めてから20年経過しているそうだ。まだまだ続きます。引き続き読みながら時代を追いかけます。 さて、今回は単行本ではなく文庫本での入手。かなり読みでのある内容なのに文庫になるとたったこれだけ! というショック。

  • 内緒です

    龍さんは相変わらず危機感をもったポジティブな大人、そういうイメージ。

  • yahiro

    ハバナ・モードなるモードがいかなるものかがわかった。

  • mrbeats197912

    村上龍は小説よりもエッセイが奇なり。と思っている自分にとって、この本は、彼の本音が明確に表れていて好きだ。例えば。「私は日本的な共同体という曖昧なものに対して、そこから逸脱したり、傷ついたり、戦ったりする個人を描いてきた」。よほど恵まれた生家や才能を持ちえない限り、人は共同体(組織と言い換えてもいい)に属して生きていかざるを得ない。そして、ヒッピーにでもならない限り、「共同体」と「個人」は両立しない。そのジレンマ、絶望の間の不断の努力を村上龍は「ハバナ・モード」と名付ける。私よ、君よ、個人であれ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items

HMV&BOOKS online Recommend