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ISBN 10 : 4344414705
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キューババンドの圧倒的な表現力に触れ、社会に曼延する想像力の欠如について思いを馳せる。蟹を食べに行った上海で、文学や音楽における「微妙な差異」を考える。『シンドラーのリスト』を観て、ヒューマニズムの矛盾を突く―。日々の体験が、村上龍の思考を刺激する。規範ではなく戦略としての「生き方」を見つめ直す24章。
目次 : クール・ビスと経済制裁/ 貧乏な老人はどう生きればいいのか/ 北朝鮮コマンドの「文脈の断片」/ 「この程度」の外交能力/ 現代を象徴するキーワードは「趣味」/ 「微妙な違い」が差異のすべて/ 「戦争概念」の変化/ ライブドア事件と大手既成メディア/ 民主党と永田元議員の悪夢/ 大手既成メディアが滅亡する日/ 攻撃とリスク(ドイツW杯1)/ 惨敗は洗練と閉塞の象徴(ドイツW杯2)/ 北朝鮮のミサイルで大騒ぎ/ 日本はハワイを買えばよかった/ レバノン侵攻より梅雨明けが重要なのか/ 北朝鮮が核実験をした、らしい/ ソウル明洞の屋台で考えたこと/ 国家と個人の優先事項/ 『半島を出よ』の亡霊のような影響力/ 「もっと多く救えたはずだ」とシンドラーは…/ 不祥事で、会社経営者はなぜペコペコ謝るのか/ 「NO」にあたる否定語がない日本/ 「どう生きるのか」という問いのない社会
【著者紹介】
村上龍 : 1952年長崎県生まれ。76年「限りなく透明に近いブルー」で第七五回芥川賞受賞。「コインロッカー・ベイビーズ」で野間文芸新人賞、「半島を出よ」では野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。『トパーズ』『KYOKO』で映画監督も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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団塊シニア
読了日:2013/03/25
冬木楼 fuyukirou
読了日:2016/05/07
ころにゃん
読了日:2013/03/31
yahiro
読了日:2014/10/05
FlowerLounge
読了日:2010/05/09
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