基本情報
内容詳細
シェイクスピアの作品や『聖書』『源氏物語』など、書き手が疑わしい文章は、洋の東西を問わず数多く存在する。本書はこのような疑惑の文章に対して、「書き手を特定できるような、文章の特徴(クセ)」=“文章の指紋”をみつけるために行われてきた様々な方法を紹介し、また著者が携わった日本語を対象とする事例を解説する。
目次 : 第1章 かい人21面相は二人いた―脅迫状を書いたのは誰か(犯罪事件篇)(二人いた「かい人21面相」―21面相への逆挑戦状/ 殺人犯の蛇足―保険金殺人事件 ほか)/ 第2章 ノーベル文学賞の盗作疑惑―小説の作者は誰か(文学作品篇)(『ハムレット』を書いた人物―シェイクスピア・ミステリー/ ノーベル賞作家の盗作疑惑―ショーロホフの『静かなドン』 ほか)/ 第3章 愛国者の名を騙る者―国王を誹謗したのは誰か(政治・哲学篇)(真贋論争が続くギリシア哲学の重要文献―プラトンの『第七書簡』/ 愛国者の名を騙る者―『ジュニアス・レターズ』 ほか)/ 第4章 神の言葉を伝える―聖書を書いたのは誰か(宗教篇)(預言者イザヤ複数説―「イザヤ書」(『旧約聖書』)の著者/ 使徒パウロが書いたのは何通?―「パウロの書簡」の書き手 ほか)/ 第5章 “文章の指紋”は作り直せるのか(“文章の指紋”を見つける/ “文章の指紋”となった「読点のつけ方」 ほか)
【著者紹介】
村上征勝 : 統計数理研究所名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授、元同志社大学文化情報学部長。工学博士。専門は計量文献学、統計学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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キク さん
読了日:2023/09/23
Ayumi Katayama さん
読了日:2020/06/28
はづきち さん
読了日:2023/09/26
もだんたいむす さん
読了日:2023/06/11
ヨシツネ さん
読了日:2020/07/05
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人物・団体紹介
村上征勝
統計数理研究所名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授、元同志社大学文化情報学部長。工学博士。専門は計量文献学、統計学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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