基本情報
内容詳細
1960年代末、以後の日本美術に大きな影響を与えたもの派を主導した李禹煥。観念の崇拝が芸術表現に危機をもたらすに至った今日の芸術表現。その批判から、近代世界観史の反省をへて、新たな芸術観、新たな表現へと至る道を探る、幻の評論集の新版。
【著者紹介】
李禹煥 : 美術家。1936年、韓国慶尚南道に生まれる。文人として知られた黄東樵から幼年期を通して詩・書・画を教わる。1956年、ソウル大学校美術大学を中退し、来日。1961年、日本大学文学部卒業。1967年、東京・サトウ画廊にて新しい試みの最初の個展。以後、前衛的な芸術表現を追求しながら国際的に活躍。1968年頃から起こった「もの派」運動の柱として知られる。パリ・ビエンナーレ、カッセル・ドクメンタ、ヴェネツィア・ビエンナーレ他多くの国際展に出品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
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