京町家のしきたり 218年の「歳中覚」 光文社知恵の森文庫

杉本節子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334785048
ISBN 10 : 4334785042
フォーマット
出版社
発行年月
2008年04月
日本
追加情報
:
16cm,233p

内容詳細

今から218年前より京町家「杉本家」の代々の当主が後世へ書き残した「歳中覚」には、四季折々の年中行事を通して「質素倹約」を身上とした京町家の日々の暮らしが記されている。季節ごとの室礼、氏子として祝う祇園祭、代々伝わる「おばんざい」、人づきあいのことなど「こうと(質素の中にある品格)」な暮らしの知恵から、今に学べることを探る。

目次 : 4月 暮らしは旧暦にならうべし―花冷えの雛飾り/ 5月 世間づきあい大切にすべし―門掃きでおはようさん/ 6月 季節に合わせて衣装室礼替えるべし―ひとは更衣、家と建替え/ 7月 ハレとケの区別すべし―ハレ、祇園会/ 8月 先祖の教え忘れるべからず―京商家の暖簾分け「宿場入り」/ 9月 時の流れに即すべし―庭が映し出す京町家の「しきたり」/ 10月 火の用心おこたるべからず―火の慣わし、火・灯・陽と翳り/ 11月 暮らしの香りに学ぶべし―香りが呼び起こすこと/ 12月 何事も例年通りに用意すべし―正月準備、今昔/ 1月 お正月でも贅沢慎むべし―新年、挨拶は先祖に礼拝/ 2月 春は近しと辛抱すべし―節分、立春、冬の京都/ 3月 春は旅立ちの時と知るべし―京のよきもの手土産に

【著者紹介】
杉本節子 : 京都市生まれ。京都文教短期大学、大阪あべの辻調理師専門学校卒業。(財)奈良屋記念杉本家保存会事務局長。料理研究家。杉本家は「奈良屋」の屋号で1743年創業の呉服店で、現在、同家住宅は京都最大級の町家として京都市指定の有形文化財(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • na さん

    慎ましく品のある暮らし。新たな発見でした。

  • あおい さん

    こうしてひとつひとつしきたりを取り上げたらすごい量で本が書けるくらいだから大変そうだけど、それが毎日の生活の中にあったら、子供の時からそれで育っておればそうでもないのかな。。。なんぞと思いながら読了。ご当主はしきたりどおりに生活するのがお仕事だもんね、そこには”ここは合理的に”なんぞが加わる余地なし〜なんでしょうね。旧家でこうなんだもん皇室なんぞは”ここはミ〇コ風に変更し、、、”なんてことはとんでもないこと、だったんでしょうねぇホントのところ。。。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

杉本節子

京都市生まれ。公益財団法人奈良屋記念杉本家保存会常務理事兼事務局長、料理研究家、エッセイスト。和食文化に詳しく、京都の年中行事と食文化研究、伝統食を継承。テレビ出演、食育活動、食文化展示監修、料理講師、講演、大学客員教授、企業・店舗メニュー監修など幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品