悔しがる力 弟子・藤井聡太の思考法

杉本昌隆 (棋士)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569845845
ISBN 10 : 4569845843
フォーマット
出版社
発行年月
2020年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
223p;19

内容詳細

藤井七段の集中力の源泉。AI活用法。弟子から学び、能力以上の成果を出す心得とは?東大生も巣立った杉本教室の秘密を明かす。

目次 : はじめに―悔しがることは闘争心の表れ、あきらめの悪さは不断の努力/ 序章 過去を想う師匠、未来を見つめる弟子/ 第1章 藤井の活躍に五十歳にして立つ/ 第2章 藤井聡太の思考法とは?/ 第3章 人生、いつも悔しがってきた/ 第4章 AIで地頭が鍛えられる/ 第5章 必要のない経験はない/ 第6章 天才と秀才がいた空間/ おわりに―たゆまぬ努力を楽しめれば一流

【著者紹介】
杉本昌隆 : 1968年11月生まれ、愛知県名古屋市出身。1980年6級で(故)板谷進九段門。1990年10月1日四段。2002年5月、第20回朝日オープン将棋選手権準優勝。2019年2月22日八段。第77期順位戦を9勝1敗とし、史上4位の年長記録となる50歳でのB級2組昇級を果たす。2008年、「NHK将棋講座」の講師を務める。本格派振り飛車党で、特に相振り飛車については棋界きっての研究家として知られている。地元の東海研究会では幹事、また杉本昌隆将棋研究室を主宰し、後進の育成にも力を注ぐ。藤井聡太の師匠として知られる。将棋の戦術書の著作は15冊以上になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • じいじ さん

    この本を読むまでは、「強い弟子に巡り合って、師匠は将来が愉しみだろなぁ」ぐらいしか師匠を理解していませんでした。どちらかと言えば、弟子の藤井さんの結果だけが気になっていました。これを読んで、師匠の心中だけでなく、弟子藤井さんの意気込みや、秘められた人柄も垣間見ることが出来ました。この二人の関係は、一歩一歩努力を積み上げていくプロ将棋の世界ではサイコーの師弟コンビだと思います。この本が書かれた3年後に、藤井さん「八冠制覇」の偉業がそれを証明しています。

  • タナカ電子出版 さん

    偉大過ぎる弟子を持つ✨師匠杉本昌隆☺️素晴らしい師弟関係です👀‼️悔しがる力😫前向きな成長には自己を省みる悔やみが必要。その激しい感情が本気で生きている証🌸そんな印象を受け取りました。私のお気に入りな箇所 /負けないのは技術の好調、負けてめげないのは精神の好調/ 藤井聡太の負けず嫌いの正体とは、自分が求る 視座の高さから来るのではないかと感じられる内容でした。

  • 禿童子 さん

    2020年2月刊。幼いころの藤井聡太が負けると将棋盤にしがみついてわんわん泣いたというのは有名な逸話。しかし、題名の「悔しがる力」は師匠の杉本自身の感情の表出でもあった。2016年10月プロデビューした弟子の華々しい活躍。その才能を熟知していた杉本は当然嬉しいが、同時に勝負師としての「悔しさ」を呼び醒まされる。2019年には藤井と同じC級1組の競争相手として先に八段昇段、B級2組への復帰を50歳にして果たす。指導者として若者とのフラットな関係に心を砕く姿勢には好感が持てる。この弟子にしてこの師匠あり。

  • かえる さん

    将棋は全く知らないけれど、テレビで見せる器の大きそうな穏やかな微笑みから好感が持てる。杉本先生が若い世代にどういう指導をしているのか興味があった。本書を読んでみると、人柄の良さがすごく伝わる。謙虚で新しい事を常に吸収し、文章も決して偉ぶっていたり、押し付けたり否定もしない。指導法についても大目に見ていて口を挟まない。堅苦しくなく、伸び伸びと将棋ができる環境にさせていくことが子供の才能を開花させる。将棋で培う忍耐、研究は後の学校生活にも影響を与えるのだろう。私が小学生だったら通いたい。

  • うー さん

    藤井聡太の師匠である杉本棋士。弟子への温かい眼差しと、柔軟で強い勝負への拘りが読んでいて楽しかった。将棋に限らず、大人としての立ち振舞いについて勉強になる点が多かった。

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