子育てで一番大切なこと 愛着形成と発達障害 講談社現代新書

杉山登志郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065131336
ISBN 10 : 4065131332
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;18

内容詳細

親の長時間労働、子どもの貧困、教育支援の不足、発達障害の増加…。現代社会が孕む、根本的な問題をどう乗り越えるのか。『発達障害の子どもたち』『発達障害のいま』に続く一冊。児童精神科医から見た、子育ての基本がわかる決定版。

目次 : 序章 児童精神科医から見た現代の子育て/ 第1章 子育ての基本/ 第2章 愛着を巡って/ 第3章 発達障害を考える/ 第4章 発達障害と愛着障害/ 第5章 『幸福な王子』と子どもの貧困問題/ 第6章 乳幼児期の自立と躾/ 第7章 小学生時期の子育て/ 第8章 社会で子どもを育てるということ/ 第9章 残された課題

【著者紹介】
杉山登志郎 : 1951年、静岡市に生まれる。1976年、久留米大学医学部卒業。久留米大学医学部小児科、名古屋大学医学部精神科、静岡県立病院養心荘、愛知県心身障害者コロニー中央病院精神科医長、カリフォルニア大学留学、名古屋大学医学部精神科助手、静岡大学教育学部教授を経て、2001年、あいち小児保健医療総合センター心療科部長兼保健センター長。2010年、浜松医科大学児童青年期精神医学講座教授。現在、同大学客員教授、福井大学子どものこころの発達研究センター客員教授。日本小児精神神経学会常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    今現在の日本が抱える小児精神医療の問題がよくわかった。対話形式で読みやすく書いてある新書なので、入門編として良いのではないだろうか。

  • mizuki さん

    発達障害ではなく、発達凸凹という言葉を使って、周りの大人が子どもの成長をサポートしていく必要性についてのお話でした。わたしは乳児と幼児のお話をもっと詳しく知りたかったので、物足りなさを感じてしまいました。しかし、小学校の先生をしている方には入門書的な感覚で読んでほしいです´ ³`°) ♬

  • hatayan さん

    発達障害は必ずしも悲観すべきことではなく、成長の過程として考え直す「発達凸凹(でこぼこ)」の概念を広めた児童精神科医が書く子育て世代へのメッセージ。2005年に法が改正されて発達障害の対象が広がった一方、晩婚化が発達障害を増やしたのではないかとも指摘する節は興味深かったです。 医師と編集者が対談する形式で綴られる本書には、現在の特別支援教育や精神医学への不満やぼやきが密かに込められています。その意味で本書は単なる啓発書ではなく、これまで表に出せなかった本音が書かれているとみてもよいのかもしれません。

  • niisun さん

    タイトルと中身がちょっと違うかなぁ。児童精神医療の問題、学校や養護施設などの社会環境面での課題に、紙面の多くが割かれています。また、著者の自説や思いを、奔放に書き連ねるために対話形式のフィクションという形式をとっているのが、読み易い反面、問題の本質を見えづらくしている様にも感じました。実はうちの娘も言葉など、発達に凸凹があり、保険センター主催のクラスに1年間参加して来ましたが、医師の診断結果を踏まえて、今月から療育に通うことになりました。何が良くて何をすべきかを悩む日々です。今日はそんな娘の七五三でした♪

  • まゆまゆ さん

    子育てで大切なことは、親も子も安心できること。これをやれば大丈夫というコツのようなものはない。子どもの様々な行動や感情を受け止めて理解しようとすることが大切。発達障害は確かに増えているが、障害の一歩手前のグレーゾーン部分が実は最も多いこと、生物学的には男も女も20歳前後が出産適齢期であることと、同じく男女とも高齢出産のほうが子どもが障害を負う可能性が高くなること、など内容は結構衝撃的。

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