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ISBN 10 : 4121026721
Content Description
日本の面積の約40倍に及ぶ“地球最大の氷”こと南極氷床。極寒の環境は温暖化の影響を受けにくいと言われてきたが、近年の研究で急速に氷が失われつつある事実が明らかになった。大規模な氷床融解によって、今世紀中に2メートルも海面が上昇するという「最悪のシナリオ」も唱えられている。不安は現実のものとなるか。危機を回避するためにすべきことは。氷床研究の第一人者が、謎多き「氷の大陸」の実態を解き明かす。
目次 : 第1章 「地球最大の氷」の実像―南極氷床の基礎知識/ 第2章 南極の氷の変化をどう知るか―IPCC報告書から最新の観測手法まで/ 第3章 崩壊する棚氷、加速する氷河―いま「氷の大陸」で何が起きているか/ 第4章 南極の異変は私たちに何をもたらすか―氷床融解が地球環境に与えるインパクト/ 第5章 気候変動と地球の未来―一〇〇年後の氷床変動シミュレーション/ 終章 そして、私たちは何をすべきか―“最悪のシナリオ”vs.科学と社会の力
【著者紹介】
杉山慎 : 1969年愛知県生まれ。博士(地球環境科学)。93年大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程修了。93〜97年、信越化学工業で光通信用デバイスの研究開発に従事。97年より2年間、青年海外協力隊に参加し、ザンビア共和国の高等学校で理数科教員を務める。2003年北海道大学大学院地球環境科学研究科博士課程修了。スイス連邦工科大学研究員、北海道大学低温科学研究所講師、同准教授を経て、17年より同教授。南極や北極グリーンランド、パタゴニアをはじめとする氷床・氷河の大規模調査を主導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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きみたけ
読了日:2022/05/16
樋口佳之
読了日:2022/01/08
Sam
読了日:2022/02/12
塩崎ツトム
読了日:2022/01/06
nagoyan
読了日:2022/02/28
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