杉原千畝物語 命のビザをありがとう

杉原幸子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784323018768
ISBN 10 : 4323018762
フォーマット
出版社
発行年月
1995年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
23cm,157p

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読書メーターレビュー

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  • へくとぱすかる さん

    戦争中、ビザの発行で多数の人命を救った、杉原千畝という外交官の名前だけは知っていたが、まとまった伝記を読むのは初めて。奥さんとご長男が著者で、千畝氏を最もよく知る人によるもの。児童向きに書かれていて、非常に理解しやすいだけでなく、当時の複雑なヨーロッパと日本の情勢もわかるようになっている。ビザの発行は命令にそむくことへの苦悩のすえであり、戦後は外務省を去ることに。私たちに問いかけられているのは、果たして杉原さんのような立場であったら、命令にそむいてでも人命を救う勇気を持てるだろうか、ということだと思う。

  • ツキノ さん

    三男は読んだけれどわたしも未読だったので読む。奥様の幸子さんが「パパ」と呼びつつ仕事ぶりや苦悩について語る。写真が随分残っているんだなと思ったら終戦後、ソ連の収容所から収容所へ移動している最中、写真がみつかってしまい「子どもたちの思い出だから家族が写っているものは返して」と頼み、検閲官が大目に見てくれ、写真の山からつかみどりするように取ったその中に領事館の前で待っているユダヤ人の写真があった、という。この偶然にもぐっときてしまう。エルサレムには「ヤド・バシュム」という記念館があるという。

  • mori_mori さん

    ニュースで以前聞いた事があったのでどんな人か気になっていました、子供の本棚で見つけて思わず、「何でここにあるの? 貸して!」 戦時中にも関わらず、この様な事を行った日本人がいたかと驚きでした。黙ってご主人についていった奥様もご苦労だったと思います。子供に読んで欲しい本ですね!

  • みか さん

    ナチスに追われるユダヤ人に大量のビザを発行した杉原千畝さんのお話です。試写会の予習に読んでみました。ユダヤ人を助けてあげたい...。そんな想いはあっても国に逆らったらどうなるか、また自分には守るべき家族がいる。悩んだ末の英断により6,000人以上もの命を救った偉業は本当すごいです。映画では事務員グッジェの用意したスタンプによりビザ作成のスピードが飛躍的に上がり、最後まで千畝さんに協力する様子が描かれていていました。みんなの少しでも多くの人を救おうとする様子に感動です。

  • よちよち さん

    第二次世界大戦の混乱の中、リトアニア、カウナスの領事代理杉原千畝が手書きで発行したビザで多くのユダヤ人の命が救われた。時を経て検証される偉業である。そのビザで日本にきたユダヤ人の海外出国に尽力したのが小辻節三である。生前、二人が出会っていたら、どんな会話が交わされたのだろうかと、思いを馳せてみた。

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人物・団体紹介

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杉原幸子

1913年岩手県に生まれる。1935年杉原千畝氏と結婚。氏に同行して、第2次世界大戦の戦火が広がるヨーロッパへ渡り、「命のビザ」発給を決断した氏を支えつづけた。日本ペンクラブ会員

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