六千人の命のビザ 新版

杉原幸子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784811703077
ISBN 10 : 4811703073
フォーマット
出版社
発行年月
1993年10月
日本
追加情報
:
20cm,236p

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読書メーターレビュー

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  • NAO さん

    ロシアからの圧力、外務省との軋轢。様々な障害がありながらも、杉原は電車が走りだしてからも、ユダヤ人に通過ビザを書くことを止めなかった。何かあった時人は集団におもねりがちだが、杉原がそういう人間にならなかったのは、彼がまだ少年だった頃から、すべてを自分でじっくりと考えて決めていたからではないだろうか。彼には彼の善悪の判断基準がちゃんとあり、それを決して曲げなかったが、どんなに杉原個人の思いが強くても奥さんの同意と後押しなしにはとてもできることではなかった。まさに、この夫にしてこの妻ありという夫婦だった。

  • sora さん

     以前に千畝の妻幸子夫人の講演を聞いたことがあります。高齢のせいか、それとも性格なのか、言いたい放題だったことが印象に残っています。あのくらい逞しくないと、生きていけれなかったのかもしれないと当時思ったものでした。旧版は読んだのですが、今回は新板。改めて読んでみたいと思ったのは、杉原千畝記念館に行ってから。本当は、五平餅と紅葉を見に行ったついでのつもりだったのですが、こちらがメインになってしまいました。

  • ハッチ さん

    ★★★★★映画化されるという事で奥様が書いた手記を読んだ。6000人のユダヤ人を国の命令に反して、命のビザを発給した杉原千畝は偉人だと思う。彼とその家族は敗戦国の人として、収容されたりされたりすのだが、誰にも分け隔てなく接する杉原千畝はドイツ人、リトアニア人、ソ連人にも色々助けられている。同時に誰からも好かれる人がらたったのであろう。同郷にこのような人がいる事は誉れであると思う。

  • Nobuko Hashimoto さん

    杉原千畝夫人・幸子氏による回想録。リトアニアでのユダヤ難民へのビザ発行のエピソードは冒頭の五分の一ほど。残りは、リトアニア赴任前のこと、リトアニアを引き上げた直後のプラハでもユダヤ人にビザを発行していたこと、ルーマニアで終戦を迎え、その後一年四カ月もソ連各地の収容所を転々とする日々を過ごしたこと、帰国後、外務省から辞職を勧告され、職を転々としたこと、杉原ビザで救われた人々との再会などが語られる。全編を通じて穏やかな記述が続くのだが、退職勧告の無念さや憤りについては率直に語られているのが印象的である。

  • ごへいもち さん

    読友さんご紹介本。感動。リトアニアでの人道的行為は終戦間際ではなく昭和15年ごろの話だったらしい。こんな親を持って本当に幸せという息子さんの言葉。

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人物・団体紹介

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杉原幸子

1913年岩手県に生まれる。1935年杉原千畝氏と結婚。氏に同行して、第2次世界大戦の戦火が広がるヨーロッパへ渡り、「命のビザ」発給を決断した氏を支えつづけた。日本ペンクラブ会員

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