京都左京区がらくた日和 謎眠る古道具屋の凸凹探偵譚 集英社オレンジ文庫

杉元晶子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784086802031
ISBN 10 : 4086802031
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
追加情報
:
282p;16

内容詳細

「へんなおっちゃんがきてん」
新しいご近所さんの郷さんは、外見同様に風変わりな『古道具屋石川原』の店主だ。
五人兄弟の長女で、しっかり者。女子高生の雛子は、ガラクタだらけの店内で古びた名なしの女学生日記を見つけて……?
夏の京都のすみっこで――。郷さんと雛子、凸凹な二人の持ち主探しが始まる!

プロローグ
一章 名なしの日記
二章 持ち主が多いテディベア
三章 ときが止まった時計
四章 幽霊の落とし物
エピローグ

持ち主が多いテディベア、初恋の腕時計、そして……。甘酸っぱくてほろ苦い、思い出の品が紡ぐ京の人情。
謎解きは、ふつうの毎日に!やがて――、郷さん自身が秘めていた過去を知った雛子は?

京(今日)もがらくた日和な二人の、ゆるり青春ミステリ。

【著者紹介】
杉元晶子 : 京都府出身。『はなもよう』で2014年度ノベル大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • カメ吉 さん

    各章ごとの話は軽い話題なのだが全体の空気が重苦しく感じるのは何でかな?女子高生とご近所の京大卒の骨董屋さんが色んな難題を解決。と聞けばもっと明るいイメージなんやけど…。主人公の人間性に関わる話題が中心だった為に重い雰囲気になった気がします。もっと軽く楽しいイメージの作品だと思ってたんで意外でしたが先入観を持たなければ京都感のあるいい作品だったかなと思いました。

  • ami*15 さん

    日常ミステリーとして読むなら物足りない印象。でも夏の京都の魅力をところどころで感じさせられた点が好印象で、爽やかな雰囲気を味わえる物語でした。ミステリーが好きで家族思いな雛子と近所に引っ越してきた少し変わり者の郷さんとのやりとりがコントのようでテンポよく読め、年の離れた友情が凄く素敵でした。また余談だけど他人に好きな作家について聞かれた時の雛子の考えに対しては私も非常に共感できる。確かに相手が自分の本当に好きな作家を知っている可能性は低いと思うし、こういう時どう説明すべきなのか悩む気持ちもよくあります。

  • よっち さん

    周囲にうまく馴染めない女子高生の雛子が、風変わりな近所の『古道具屋石川原』で名無しの女学生の日記を発見し、店主の郷さんと交流を持ってゆく物語。京都らしさに触れつつ、店主と一緒に戦中の女学生の日記、複数の持ち主が名乗り出たティディベア、かつてプレゼントした腕時計が売りに出された理由、幽霊が落とし物といった謎を解いてゆく雛子。いい話だけでなくほろ苦さも交じるエピソードでしたが、それでも何とかしたいという雛子の優しさが事態をいい方向に導いてゆく、なかなかいい物語だと思いました。続巻あるならまた読んでみたいです。

  • 吊り太郎 さん

    近所に「古道具屋石川原」が開店し、その店主の石川原郷。外見同様に風変わりな品揃えで、ガラクタの中から古びた名なしの女学生の日記を見つけて、郷さんと雛子の凸凹な二人の持ち主探しが始まる! テディベア・時計と様々な謎解きを行う中で、雛子はその人の過去に踏み込む事で自分の過去とも、向き合わなければならないと気付く雛子。最終章の幽霊の落とし物では、郷さんの過去に触れ、なぜ元床屋で店を構えたのか?明らかになり、郷さん自身も過去と向き合い辛い思い出から抜け出して行く!

  • 一華 さん

    うーん…物語の導入、構成、内容、登場人物にも、あまり魅力を感じなかった……読み進めていくうちに展開があるかもと期待したけれど、ずーっと平坦なままでした。

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杉元晶子

京都府出身。『はなもよう』で2014年度ノベル大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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