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邸宅美術館の誘惑

朽木ゆり子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087815535
ISBN 10 : 4087815536
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2014
Japan

Content Description

『フェルメール全点踏破の旅』『東洋の至宝を世界に売った美術商 ハウス・オブ・ヤマナカ』『ゴッホのひまわり 全点謎解きの旅』の朽木ゆり子最新作!

アートコレクターの息づかいを感じる至福の空間……。
美意識と財産が惜しみなく注がれたコレクションと邸宅がそのまま美術館に。
廊下にさりげなくかけられたフェルメール。
壁一面にぎっしりと隙間なく飾られたルノワール。
貴族風の邸宅に飾られたコンセプチャル・アート。
ルーブルやメトロポリタン、エルミタージュなど、世界に名だたる“メガ"美術館では見られないアートとの暮しがそのまま楽しめるのが「邸宅美術館」です。
『フェルメール全点踏破の旅』などで、アートの新しい読み解き方、楽しみ方を提案してきた朽木ゆり子さんが新しいアートの楽しみ方を提案します。

15年以上邸宅美術館を訪ねてきたという朽木さんがヨーロッパ、アメリカから選りすぐりの15館を紹介。
カラーページと朽木流の臨場感あふれる語りで、訪れても、居ながらにしても楽しめるガイドブックです。

<この本で紹介されている美術館>
1. バーンズ財団 (フィラデルフィア/アメリカ)
2. イザベラ・スチュアート・ガーデナー美術館(ボストン/アメリカ)
3. ポルディ・ペッツォーリ美術館(ミラノ/イタリア)
4. ジャックマール=アンドレ美術館(パリ/フランス)
5. シャンティイ城コンデ美術館(シャンティイ/フランス)
6. マイヤー・ヴァン・デン・ベルグ美術館(アントワープ/ベルギー)
7. ロコックス・ハウス(アントワープ/ベルギー)
8. ヴァン・ビューレン美術館(ブリュッセル/ベルギー)
9. オスカー・ラインハルト・コレクション<アム・レームホルツ>
(ヴィンタートゥール/フランス)
10.ラングマット美術館(バーデン/スイス)
11.ペギー・グッゲンハイム・コレクション(ヴェネツィア/イタリア)
12.ヴィラ&パンザ・コレクション(ヴァレーゼ/イタリア)
13.フィリップス・コレクション(ワシントンDC/アメリカ)
14.モーガン図書館&美術館(ニューヨーク/アメリカ)
15.フリック・コレクション(ニューヨーク/アメリカ)

くちき ゆりこ 美術ジャーナリスト、ノンフィクション作家。東京生まれ。
国際基督教大学教養学部社会学科卒。同大学院行政学修士課程修了。コロンビア大学大学院博士課程にて学ぶ。
日本版『エスクァイア』副編集長を務めた後、1994年よりニューヨーク在住。
主な著書に『盗まれたフェルメール』『フェルメール全点踏破の旅』『東洋の至宝を世界に売った美術商 ハウス・オブ・ヤマナカ』『ゴッホのひまわり 全点謎解きの旅』など。


【著者紹介】
朽木ゆり子 : 美術ジャーナリスト、ノンフィクション作家。東京生まれ。国際基督教大学教養学部社会科学科卒、同大学院行政学修士課程修了。コロンビア大学大学院博士課程にて学ぶ。日本版『エスクァイア』誌副編集長を務めた後、1994年よりニューヨーク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    美術館といっても個人の自宅を改造したような美術館であまり世間では有名ではないようなところにあります。とくにスイスなどには結構あって、私はここに掲載されているスイスの2つの美術館には幾度も行きました。ヴィンターツールの方は作品が門外不出なのでここに行くしかありません。この中ではアメリカの「バーンズ財団」(フィラデルフィア)の作品集を観たいと思いました。

  • アキ

    ヨーロッパの邸宅の暖炉の上に肖像画が飾られているのを映画でよく見かける。著者が厳選した15の邸宅美術館が写真と共に紹介されていてどこも訪れてみたい。壁に処狭しとぎっしり並べるバーンズ財団のコレクションよりミラノのポルディ・ペッツォーリ美術館のように派手さはなく優雅な展示に魅かれる。ボストンのイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館では遺言で作品の展示位置を変えてはいけないため、盗難されたフェルメール合奏の額だけが残っているのも奇異な感じ。パリのジャックマール=アンドレ美術館のカフェでブランチしてみたいな。

  • 雪紫

    絵画蒐集家の家は一種の美術館。そんな邸宅と絵画が調和した邸宅美術館の数々。ちょっと説明文多めながら、数多くの絵画とそれに根ざした日常、ふたつが混じり合う。・・・滞在してみたいな。どの空間も。

  • シフォン

    建物、家具、調度品と美術品が一体となった姿で鑑賞できる邸宅美術館は、とても魅力的。バーンズ財団、フィリップスコレクションは、知っていたが、ここに紹介されているのは知らない所が多いし、他にも知られていない所もたくさんありそう。しかし、死後も作品の売却や貸出の禁止、美術品の展示位置も動かしてはならないとするコレクターの美術館もあるのには驚き。ルーブルに次ぐフランス絵画コレクションのシャンティ城コンテ美術館、アールデコのヴァン・ビューレン美術館、モダンアートのペギー・グッゲンハイム・コレクションが気になる。

  • kaori

    邸宅美術館それはアートを愛する人には夢のような空間だ。大美術館も素晴らしいが、本来多くの西洋絵画は王族の城や貴族邸宅に飾られることが前提に描かれたものも多い。だとしたら、住まいの中で絵画を見ることが本来の姿なのかもしれない。本書に挙げられた美術館はその姿を見事に体現しているものばかり。それぞれのコレクターがそれぞれの感性に基づき集め、配置された作品たち。どれもいつか行ってみたい!写真が少ないのが難であったが、自分だったらどんな邸宅、調度、作品にするかなんて妄想してみたりして、それも楽しかった。

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