鎌倉仏教のミカタ 定説と常識を覆す 祥伝社新書

本郷和人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396116989
ISBN 10 : 4396116985
フォーマット
出版社
発行年月
2024年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;18

内容詳細

この見方で、日本史の奥行きが広がる

「鎌倉仏教とは近代が生み出した幻想である」。宗教学者の島田裕巳は言う。日本中世史学者の本郷和人はその主張に驚き、「宗派の枠を外して考える」ことに興奮する。やがて対談は白熱、定説や常識が次々と覆されていく。法然は『選択本願念仏集』を書いていない!? 『歎異抄』は親鸞の言葉ではない!? 踊念仏は興行!? 栄西は「ヨウサイ」と読む!? 葬式を発明したのは曹洞宗!? 日蓮の予言・奇跡はどこまで真実か!? などなど。日本史の画期である鎌倉時代、その時代に生まれた鎌倉仏教を、これまでとは異なる視点で読み解くことで、日本史がより広がりをもって迫ってくる。

【著者紹介】
本郷和人 : 東京大学史料編纂所教授、博士(文学)。1960年東京都生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学史料編纂所に入所、『大日本史料』第5編の編纂にあたる。東京大学大学院情報学環准教授を経て、現職。専門は中世政治史

島田裕巳 : 作家、宗教学者。1953年東京都生まれ。東京大学文学部宗教学科卒業、同大学院人文科学研究科博士課程修了(宗教学専攻)。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を経て、東京通信大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • fseigojp さん

    古墳時代の仏教のすごさがいまいちわからない 平安になっても加持祈祷ばかり 

  • 文菓 さん

    歴史上の聖人も死ぬまでは誰も、我々と同じ人間なんだと教えられた。歴史から学んだ教訓としてこれからの生きる上で肝に銘じておこうと思った。イキガミ様には近づかないこと。あと、自分が思っていた以上に僧侶が最新学問の伝道者であることが知れて面白かった。科学とか技術とか全ての学問が哲学(宗教)に内包されていたということだろうか?文系理系は分けて考えるものではないと改めて感じた。勉強したいけど坊主になりたくない人はどうしたのだろうか?身分が決まっていたので、生まれた時に自分のやることは決まっていたということか。

  • ほととぎす@nekohototogisu さん

    平安末期から鎌倉、室町(戦国)、江戸と歴史の流れの中での鎌倉仏教の興隆と世間での受容のされ方の対談。法然、親鸞、日蓮、栄西、道元・・基本的に開祖を超人や聖人視しないミカタで進められていく。蒙を開かれた部分も多かった。各宗派が、時代や社会の要請に応じて、開祖を盛って偉大な人物として作り上げていく様子が分かった。

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本郷和人

東京大学史料編纂所教授、博士(文学)。1960年東京都生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学史料編纂所に入所、『大日本史料』第5編の編纂にあたる。東京大学大学院情報学環准教授を経て、現職。専門は中世政治史

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