最期の日本史 扶桑社新書

本郷和人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594092733
ISBN 10 : 459409273X
フォーマット
出版社
発行年月
2022年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
214p;18

内容詳細

知られざる「死」の歴史を紐解く!首切り、切腹、怨霊…なぜ日本には独特の「死に方」が生まれたのか?

目次 : 第1章 首・頸・クビ/ 第2章 切腹/ 第3章 不浄と病魔/ 第4章 怨霊/ 第5章 葬送/ 第6章 臨終

【著者紹介】
本郷和人 : 1960年、東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。専門は、日本中世政治史、古文書学。『大日本史料 第5編』の編纂を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tamami さん

    最近有卦に入っている!本郷先生の、ご存知日本史トリビア本。今回の章立てを見ると、首、切腹、病魔、怨霊とただならぬ言葉が並び、葬送、臨終で最後が締められている。その方面の「そうだったのか」という出来事が本郷先生の手で分かり易くまとめられている。さすがに教科書にも登場するほどの有名なネタもあるけれども、常識の上を行く切腹の事例など、初めて知る事柄も少なくなかった。近年の、江戸時代に「鎖国」は無かったという説に対して、感染症のペストの発生が無かったことを元に反論されている先生の説なども載っていて、面白く読む。

  • みこ さん

    日本人の死生観の歴史。頭部を見られることは裸体を見られるより恥ずかしいことだったようだ。武士の死の象徴の切腹は意外と江戸時代まで定番と言うわけではなかった。確かに戦の時代に自害するならもっと確実な方法で死ぬだろうし、それこそ首を晒されない方法を選ぶだろうな。

  • 金吾 さん

    死にまつわる日本史であり良かったです。切腹がいつから名誉になったかは面白い話でした。また死は不浄というのは自分を振り返ってもその意識はありますのでなるほどと思いますし朝廷内で血を流すのは御法度というのもなる理解しやすい話です。大化の改新は余程のことだなと感じました。

  • pengin さん

    生首の話が面白かった。単に敵の首領の証拠とするだけでなく、相手に辱めを与えるというのがなんともよかった。また崇徳天皇の話。日本三大怨霊の中でも一番つよい意味がよくわかる。

  • noko さん

    死にまつわる歴史の話。切腹(ハラキリ)は同じ日本人としても不思議。武士の名誉な死に方となっているが、いつこの切腹が始まったのかは不明。平安時代に貴族の藤原保輔が強盗に捕まり自殺しようと腹を切ったとあるが、貴族。切腹=武士の花道という完成系は、やはりあの1703年の彼らなのです。主が死んだからお前も後を追えと、仕方がなく切腹するのを詰め腹と言っていた。幕末武士はすぐに他人に切腹させていた。その代表的な被害者は、まんじゅうや長次郎。長次郎の死は、今でいえばイジメみたい。他の話も最後の時や昔の死の概念がわかる。

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人物・団体紹介

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本郷和人

東京大学史料編纂所教授、博士(文学)。1960年東京都生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学史料編纂所に入所、『大日本史料』第5編の編纂にあたる。東京大学大学院情報学環准教授を経て、現職。専門は中世政治史

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