平安最強の貴族・藤原道長と源氏物語の謎

本郷和人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784299049131
ISBN 10 : 4299049136
フォーマット
出版社
発行年月
2023年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
112p;30

内容詳細

藤原氏が大きな勢力を持った平安時代。天皇との外戚関係に基づく摂関政治はなぜすぐに終焉を迎えたのか。また、この時代に最大の権力を握った藤原道長はどのような人物だったのか。道長に仕えた紫式部が世界最高峰の文学といわれる『源氏物語』を生み出した背景とは。道長と『源氏物語』にまつわる謎に迫る!

目次 : 藤原道長と『源氏物語』をめぐる謎(藤原氏が権力を独占したのはなぜか?/ なぜ藤原道長が絶大な権力を手にしたのか?/ 摂関政治はなぜ、短命に終わったのか?/ 光源氏のモデルは藤原道長なのか?/ 藤原道長と紫式部は愛人関係だったのか?/ 『源氏物語』執筆の依頼主は藤原道長だったのか?/ 藤原道長の「望月の歌」の真の意味とは?)/ 第1部 藤原道長と摂関政治の栄華(藤原氏とは何か?/ 平安貴族の政治/ 摂関政治の誕生/ 藤原道長の生涯1/ 藤原道長の生涯2/ 藤原道長の生涯3/ 藤原道長の生涯4/ なぜ摂関政治は短命に終わったのか/ 藤原道長と女性たち/ 藤原道長と紫式部)/ 第2部 紫式部と『源氏物語』の世界(紫式部の生涯―紫式部とは誰か?/ 『源氏物語』の成立と構成/ 第一帖〜第五十四帖・全編あらすじ解説/ 『源氏物語』の和歌/ 藤原道長年表/ 紫式部年表)

【著者紹介】
本郷和人 : 1960年、東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。東京大学・同大学院で石井進氏、五味文彦氏に師事し日本中世史を学ぶ。史料編纂所で『大日本史料』第五編の編纂を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • coldsurgeon さん

    平安時代中期の政治は、制度上の変革はほとんどなく、緩やかなものだったことがわかる。そしt摂関政治とは、そういう時代の中での権力を目指した政争でしかなかった。運が良ければ権力の座につけるかもしれなかったということなので、統治制度を変えてしまう武士の出現台頭を招くことになった。第2部では、源氏物語のあらすじが読めるので、これから源氏物語を読もうとする人にとっては、よい予習となった。

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本郷和人

東京大学史料編纂所教授、博士(文学)。1960年東京都生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学史料編纂所に入所、『大日本史料』第5編の編纂にあたる。東京大学大学院情報学環准教授を経て、現職。専門は中世政治史

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