Product Details
ISBN 10 : 4408650579
Content Description
暗渠―失われた川の空間・時間・景観に残る記憶に20エリアからアプローチ。
目次 : 第1部 東京の暗渠空間(東京の暗渠空間―多層的なレイヤーと水路網の広がり/ 新川と大泉堀(白子川上流部)―浮かび上がる微地形と地下水脈/ 鮫川〜桜川―暗渠が結ぶ意外な場所のつながり/ 三田用水とそこから分水路―「動脈と静脈の水路網」/ 仙川のあげ堀―川の両岸にのこる双子の暗渠/ 前谷津川―台地に刻まれた深い谷と「根と枝葉の水路網」/ 葛西用水西井堀―「放射型の水路網」)/ 第2部 暗渠に重なる時間(東京の暗渠史―水路網の形成と消滅/ 神田堀(竜閑川)・浜町川と神田大下水(藍染川)―「堀割の水路網」の開削と埋め立て/ 指ヶ谷と鶏声ヶ窪の川(東大下水)―戦前に暗渠化された川/ 谷沢川―耕地整理と暗渠/ 立会川とその支流―36答申で暗渠化された川/ 小沢川―小さな川の暗渠化/ 三ヶ村用水―暗渠になかった「拡散と収束の水路網」)/ 第3部 景観からひもとく空間と時間(暗渠に残る川の記憶と暗渠スケープ―失われた空間と時間への手がかり/ 神田川支流(玉川上水幡ヶ谷分水)―今なお架かる数々の橋/ 仙川を渡る三つの用水―谷に抗う築樋の遺構 ほか)
【著者紹介】
本田創 : 1972年東京都新宿区生まれ。東京大学文学部卒業。小学生の頃に貰った東京の古い区分地図で、川や暗渠の探索に目覚める。予め失われていた東京の原風景の記憶を求め、都内の暗渠や用水路跡、湧水などを探索。1997年より、その成果をウェブサイトにて公開。雑誌『東京人』や『文春オンライン』などのWEBメディアでの執筆、NHK文化センター、毎日文化センターなどでの講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
