本の雑誌の目黒考二・北上次郎・藤代三郎 別冊本の雑誌

本の雑誌編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784860114831
ISBN 10 : 4860114833
フォーマット
出版社
発行年月
2023年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
488p;21

内容詳細

本だけ読んで暮らしたい。本が読めないからという理由で入社した会社を3日で辞め続けた青年が「本の雑誌」を創刊して47年。目黒考二、北上次郎、藤代三郎として書いて書いて書いてきた傑作原稿と友人知人、作家、編集者などからの追悼メッセージを合わせて収録。急逝した一人が三人男・目黒考二のメモリアルブックだ!

目次 : さらば、友よ!追悼・目黒考二/ 目黒考二傑作選 酒と家庭は読書の敵だ!/ さらば、友よ!追悼・北上次郎/ 北上次郎傑作選 いやはや、すごいぞ、ぶっとぶぞ!/ さらば、友よ!追悼・藤代三郎/ 藤代三郎傑作選 外れ馬券が人生だ!/ 北上次郎×藤代三郎×他 おすすめ面白本コラム集/ 北上次郎選 年度別ミステリーベスト10/ 北上次郎選 年度別エンターテインメントベスト10/ 2010年度〜2013年度 北上次郎の年間ベスト10

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぐうぐう さん

    「本の雑誌」の連載の中で「笹塚日記」を一番の楽しみにしていた時期がある。『本の雑誌風雲録』も好きだし、座談会企画での発言も味があって、なので三人の中ではダントツで俺は目黒考二が大好きだ。「目黒さんは、本を読むことそのものに価値を与えた」とは、鏡明の言葉。まさしく! 対して、北上次郎については、あまり評価していなかったのが正直なところ。書評家としても、なんだか物足りなさを感じていたりした。けれど「評価していなかった」と過去形で書いたのは、その後、考えが変わったからだ。(つづく)

  • 阿部義彦 さん

    北上次郎さんの雑食性には感服してしまう、私は多分一生時代物は読まないと思いますが、ある時から時代小説に目覚めるのが凄いし、私は冒険、ギャンブル小説なら少しは嗜みましたが(阿佐田哲也、西村寿行等)いわゆる通俗エンタメ(重松清、森絵都、原田ひ香、瀬尾まいこ等)なんかは読む気にはならないのですが、なんのてらいもなく良いものは凄いぜ、驚くぜ!と言いきる強さ!私が一番共感するのは目黒考二さんで椎名さんとの対談、椎名「ただ、『本の雑誌』は好きだったよ」目黒「わかってるわかってる」この何気ないやり取りに涙が零れました。

  • 古本虫がさまよう さん

    この前読了した群ようこ氏の『こんな感じで書いてます』(新潮社)でも触れられていたが、彼女のペンネームの名付け親であった目黒さんが亡くなり(この「別冊本の雑誌」でもそのことに触れた群さんの追悼エッセイが収録されている)、本名(目黒考二)と同時に、ミステリー評論家としての北上次郎、競馬評論家としての藤代三郎で記したエッセイの収録などを行なっている追悼本。 本人の述懐として、新刊書を読むのに忙しく、積んどく本を読破する時間がないのを嘆いたりもしている。同感なり。

  • 小鳥働 さん

    この人の影響で4000を超える本を読む事になった。何という破壊的な影響力。私にとって氏は偉大なヒーローである。

  • 西村章 さん

    思い返せば二十歳ごろに書店でなにげなく『気分は活劇』と『冒険小説の時代』の二冊を手に取ってから今に至るまでずっと、北上さんのガイドを指標に本を読んできた。このメモリアルブックを読むと、ものすごい慧眼の持ち主であったことを示す数々の原稿の記述に改めて舌を巻くのもさることながら、多くの人たちに愛され尊敬され影響を与え続けたことも切々と伝わってくる。亡くなってすでに一年少々が経つけれども、我々はほんとうに大きな存在を我々は喪ってしまったのだなあと痛感した。

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